スキマスイッチ、新幹線の連結に見入ってあるものを置き忘れてしまった!?:鉄オタ道子、2万キロ

公開: 更新: テレ東プラス

tetsuota_20220317_01.JPG
"鉄道オタク"の主人公が鉄道で日本全国のローカル駅を目指して1人旅を楽しむ、ドラマ25「鉄オタ道子、2万キロ」(毎週金曜深夜0時52分)。3月25日(金)放送の最終回に、エンディングテーマを担当するスキマスイッチ大橋卓弥常田真太郎)のお2人がカメオ出演します。

撮影を終えたばかりのお2人に、出演のご感想をはじめ、鉄道や旅に関するエピソード、ご自身の"オタ"な一面、旅の絶景とともに物語を締めくくるエンティングテーマ「されど愛しき人生」のことなど、お話をうかがいました。

スキマスイッチ インタビュー

――ドラマへのカメオ出演、お芝居をしてみてのご感想は?

大橋「お芝居をしている感じはなくて、普段の僕らのままでしたね(笑)。ドラマは同じシーンをいろんなアングルから撮ったりするので、ミュージックビデオの撮影とは全く違うと感じました」

常田「『カメラを持って来てください』と言われたので、とりあえず私物のカメラを持って来たました。撮影の場所がすごい所だったので、『大きいぞ!高いぞ!』という気持ちが自然に出ていると思います」

――常田さんの私物のカメラが、どう使われているのかは放送を楽しみにしていただきたいですね。これをきっかけに俳優業もやってみたいというお気持ちは?

常田「やってみたいと思っていたら、すでにやっていたかもしれませんね」

大橋「やってないってことは、そういうことでしょうね(笑)。お芝居は、なかなか難しいですよね」

――今回、鉄道の旅をテーマにしたドラマですが、常田さんも鉄道にお詳しいとうかがいました。

常田「鉄道ファンのみなさんの知識や情報量はすごいので、僕のレベルでは"詳しい"とは言えませんが"好き"という気持ちはあります。スキマスイッチの曲に鉄道関係の曲がいくつかあるのですが、そういう曲を書くにあたっては鉄道ファンの方に敬意を払いたいと思っています。例えば、曲に鉄道の音を入れる時も、歌に出てくるのは名古屋の鉄道なのに別の音が入っているのは嫌なので、名古屋まで音を録りにいって使ったり。ライブツアーのクルーの中に鉄道に詳しい人がいるので、いろいろ教えてもらったりしています。ツアーの移動中、新幹線の連結を見ていたら荷物を忘れるという失敗もありました(笑)」

大橋「あったね(笑)。7、8年くらい前、秋田新幹線"こまち"の連結を見ようと一旦みんなで降りて、『こんな風になってるんだ』と驚きながら見入っていたら、そのまま荷物を忘れたんですよ」

――それだけ、みなさん夢中だったんですね(笑)。ドラマは"鉄オタ"の道子が主人公ですが、ご自身を"〇〇オタ"と表現すると?
シンタ
大橋「シンタくんはいろんなものに詳しいけど、僕はオタク気質じゃないんですよね。強いていえばジャッキー・チェンが好きなので"ジャキオタ"ですかね。作品は、最近のもの以外は、ほぼほぼ全部持っていると思います。Mr.Childrenさんが好きなので"ミスチルオタ"でもありますね」

常田「もっと詳しい方がいらっしゃるから"オタ"と言っていいかわからないですが、サッカー、アニメ、パソコン、IT家電...など好きなものは多いですね。すぐハマります。音楽をやる前はエンジニアになりたくて、秋葉原でパーツを買って自分でパソコンを3台作ったことがあります。だから "パソオタ"ですかね。パソコンで困っている人がいたら、どうしたらいいか教えてあげたいです」

――ライブツアーなどでいろんな所に旅をされていると思いますが、このドラマのテーマでもある"旅"について印象的な思い出は?

大橋「ツアーの途中で1、2日空くと、みんなでレクリエーションをしたり、その土地のイベンターチームとスキマスイッチチームで野球やボーリングをしたりするんです。それが思い出に残ってますね。あと、北海道・稚内の宗谷岬に行った時は、『これが日本の一番北か!』と感動しました。"日本最北端到達証明書"ももらいました。天気がいい日は海の向こうにロシアの樺太が見えるんですよ」

常田「僕は、旅と言えばつきものの"トラブル"が嫌いじゃないんですよ。空港で5時間足止めとか、電車に3時間缶詰めとか。ツアーでそういうことがあると困る人が多いと思いますが、そういう時間にみんなとしゃべったり、ぼんやり外を眺めたりするのが好きで。あと、ツアーの行程が複雑だとテンション上がります。距離的には近いのにぐるっと回って行かなきゃいけないとか、丁度いい時間帯の飛行機がなくて全て陸路で行くとか。乗り物も好きですし、遠回りするのが面白かったりするんです」

――最後に、ドラマのエンディングテーマ「されど愛しき人生」について。昨年11月リリースのアルバム『Hot Milk』に収録されている曲ですが、どんなメッセージを込めた曲ですか?

大橋「アルバムの1曲目と最後の曲は、どちらも書き下ろしで"応援歌"として作ろうというテーマがあって。1曲目の『OverDriver』はアップテンポで"頑張れ"と背中を押すような応援歌。ラストの『されど愛しき人生』はミドルバラードで、寄り添うような応援歌。この曲を聴いて"辛いのは自分だけじゃないんだ"と感じてもらえて、それが応援歌になればいいなと思って作りました。ドラマのエンディングで素晴らしい景色の映像とともに、聴いていただけるのがうれしいですね。」

※俳優・柄本時生が出演するスキマスイッチ「されど愛しき人生」MVはこちら

スキマスイッチの登場シーンは!?

スキマスイッチのお2人の撮影の様子を、チラッと紹介します!

tetsuota_20220317_02.JPG
最終回で主人公・道子(玉城ティナ)が訪れるのは、JR内房線の千葉県「竹岡駅」。醤油ダレの真っ黒なスープが特徴の"竹岡式ラーメン"発祥の地でもあります。

tetsuota_20220317_03.JPG
目の前には海が広がり、対岸の三浦半島や、天気が良ければ富士山も望むことができる絶景の駅。

駅を出て、海を眺めながら歩くこと約20分、SNSでも密かに話題となっている神秘的なスポット「燈籠坂大師の切通しトンネル」があります。弘法大師が行脚中に腰を休めたといわれる「燈籠坂大師」へ続く参道で、トンネルの高さは約10m!

tetsuota_20220317_04.JPG
まるで異世界へと迷い込んだよう! ここでのシーンに、スキマスイッチのお2人が"本人役"で登場します。

tetsuota_20220317_05.JPG
詳しいことはわからないまま、とりあえずカメラ持参で現場入り。まずは、監督からシーンや役どころについて説明を受けます。

tetsuota_20220317_06.JPG
リハーサルで動きを確認。セリフや細かな動きはアドリブです!

tetsuota_20220317_07.JPG
そして、すぐ本番! カメラのアングルを変えて、何度か撮影します。大橋さんが手にしているのは、もしや常田さんの私物のカメラ!?

tetsuota_20220317_08.JPG
2人は、ここで一体何をしているシーンなのでしょうか? このポーズもヒントです!

tetsuota_20220317_09.jpg
そして道子と甲斐(栗原類)とは、どんな関りがあるのでしょうか? 放送をお楽しみに!

スキマスイッチのお2人も出演するドラマ25「鉄オタ道子、2万キロ」(毎週金曜深夜0時52分)最終回(第12話)は、3月25日(金)放送! ひかりTV、Paraviでは3月18日(金)の第11話放送後に先行配信!

第12話「千葉県・竹岡駅/潮の香り漂う駅」
有給休暇を取り、東京からのアクセスが容易で旅情気分が味わえる内房線・竹岡駅へと向かった道子(玉城ティナ)。「旅と鉄道」編集長・黒羽(六角精児)からのオファーの返事を旅先から葉書で出すことにした道子は、現地で待ち合わせをしていた甲斐(栗原類)と合流する。編集長宛の葉書を図らずも甲斐に見られてしまい、とっさに落ちていたと話す。YUIが近くにいるのではないかと興奮する甲斐をみて楽しくなってきた道子は、二人でYUIが行きそうな場所を散策する事に。