吹奏楽部でのイジメ...無視され、靴を隠され、譜面台を折られ...悔しかった思いを芝居で表現:Dreamer Z

公開: 更新: テレ東プラス

Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(毎週日曜夜9時放送)。3月6日(日)の放送では、演技未経験者がテレビ東京深夜枠の連ドラでいきなり主役になれる「女優オーディション 人生で一度くらいドラマの主役やってみませんか?」で「ステージ1」に進出した12名が、毎回誰かが脱落するサバイバルオーディションに挑んだ。

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演技の基本レッスンを受けた12名は、ステージ上で「自分の人生で一番悔しかった瞬間」を一人芝居で表現する審査へ。候補者の実体験を、講師陣が脚色して台本化、BGMも自分で選出し、虚実入り混じった前代未聞の演技審査となる。今回はAブロック6名が挑み、5名が次のステージへ。

ここでは合格者の中から3名を紹介!

【エントリーNo.1】清水美晴 21歳 東京都 大学生

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おじいちゃんを題材にした一人芝居「ありがとう」。おじいちゃんの優しい声も大きな手も大好きだった...はずなのに、年老いたおじいちゃんを恥ずかしいと思うようになってしまった。それでも変わらず優しいおじいちゃんに伝えたい思いを、感情を込めて演じた。

トップバッターにも関わらず堂々たる演技を見せた彼女に、審査員の水野美紀は「ちゃんとおじいちゃんがそこに見えているなというのが伝わってきた」と称賛を。

【エントリーNo.5】深沢いこい 29歳 神奈川県 フリーター

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人の目ばかり気にしている自分を変えたいと応募した彼女だが、心の中にはまだ迷いも。そんな揺れ動く自分を、一人芝居「鏡の中の私と」で表現。小学生の時、体形のことでイジメられ、それ以来、悲しく辛い気持ちは隠すようになってしまった...でも変わりたい...鏡の中の理想の自分を真っ直ぐ見つめて語り掛ける「私...きっと、なれる」。

芝居を終え、「練習以上のことは本番では出来ないと思って、今日を迎えました。ちゃんと出来たと思います」と笑顔を見せた深沢。水野は「出だしの声がとても良い。感情をぶつけて出すのではなく、こちらをグッと引き込ませる」と、静の芝居を評価した。

【エントリーNo.6】海野名津紀 23歳 東京都 謎解き作家

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難病の弟を励ますため応募した彼女は、ずっと言えなかった悔しさを一人芝居「お父さんへ」で初告白。中学校の吹奏楽部で、1年生ながらコンクールメンバーに選ばれたことを喜んでくれたお父さん。でも、実はそこでイジメを受けていた。無視されて、靴を隠されて、ひどい時には譜面台を折られて...悔しかった。そんな思いをお父さんに語りかける形で表現した。

水野は「声の強弱の付け方が上手く、本当にドラマのワンシーンを見たよう」と感じ入っていた。

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この他、2名が合格。加藤しおり(17歳 新潟県 高校生)は、小学生の頃からキッズモデルとして活躍する中で味わった自分の夢を理解してもらえない苛立ちを演じ、ラストのセリフ「馬鹿にしてんじゃねーよ!」で爆発。三浦都萌子(39歳 東京都 司会業)は、「そんな風に言われるのは自分が至らないから」と、心が潰れそうな思いをしながらもこれまでやってきた鬱憤を吐き出す芝居を。以上5人が合格し、森泉紅美(30歳 東京都 会社員)はここで敗退となった。

3月13日(日)放送の「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(MC:木梨憲武)では、Bグループ6名のち1名が脱落。「iCON Z」は、男性部門グループバトルのダンスレッスン開始。あまりの過酷さに候補生は!?