「芸能界は何十年も居座れる場所じゃない」インパルス板倉が24年の芸人人生で得た教訓:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。2月16日(水)放送は、新企画「私の教訓どうですか? 芸能界が生きやすくなる参考書を作ろう!」。板倉俊之インパルス)、狩野英孝銀シャリ鰻和弘橋本直)、そして春日が、これまでの実体験で得た芸能界を生きやすくする教訓を披露。若林不在の中、マジでためになる教訓から、そうでもないものまで、教訓が続々登場!

板倉の教訓に一同納得

板倉からは、芸歴24年の芸人人生から得た究極の教訓「そもそも何十年も居座れる場所じゃない」。

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「芸能界は、その時輝いている人が呼ばれる所」にも関わらず、「勝手にお笑いの人だけ何十年もいようと思ってるから苦しいのよ」と板倉。長年に渡って活躍しているレジェンド芸人がいるため「芸人だけ幻想を抱いている」というのだ。これには、狩野や橋本も「なるほど」と深く納得する。

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板倉によると、テレビは「養分が吸い取られたら、もう呼ばれない」。銀シャリのように"漫才"という"空母"が別にある人はそこで燃料補給できるが、タレント1本の人は「芸能界島の上で、ずっと空戦している」状態。狩野のように"無限燃料"の人がたまにいて、そういう人はずっと飛び続けられるが、自分含め「凡人は給油が必要になってくるから飛び続けられない」という。

「俺が一番ヤベぇじゃねぇか」と自虐しながら、「数年前に飛んだんだよ。振り返ったらもう空母がなかった」と笑わせる板倉。この教訓から、自分はセスナのような飛行機で、空母はなくとも「海面に着陸できるようにしたい」と生き方を語る。

この場にいるメンバーはみんなラッキーで成功者だという板倉の「始める時、10年持つと思った?」「売れるとすら思わずにやったよね」という言葉に、橋本は「生きやすくなった気がします」と感動。かなり刺さったようだった。

トイレで「あれ観たよ」

橋本の教訓は「ドラマも含めテレビはたくさん観ておけ」。

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テレビ局などのトイレで、お互い面識はあるものの交流のない人と一緒になると気まずい空気が流れるため、「あの番組めちゃくちゃ面白かったです」という会話ができるようにしておくという教訓。