「桔梗信玄餅」はなぜ風呂敷包みなのか?きな粉が余らない食べ方も伝授!

公開: 更新: テレ東プラス

2月18日(金)夜9時からは「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」を放送。「テレ東プラス」では、2月11日に放送された番組の中から、「あのヒットお菓子のうんちく」の内容をプレイバックします。

まずは、大ヒット商品の宝庫!あのスナックメーカーのうんちくから。
1949年創業の日本を代表するスナックメーカー「カルビー株式会社」。以前、広報部の幕内さんに「カルシウム」と「ビタミンB1」が社名の由来だと紹介してもらいましたが、さらにカルビー通になれるうんちくがあるとのこと。それは、「サッポロポテトバーベQあじ」のスナックの形が、網目のようになっている理由。いったいなぜ網目状なのでしょうか。

tokoro_20220217_01.jpg
正解は、BBQの網の形をイメージしているから。実は発売当初は、カレー味をイメージして作られていたサッポロポテト。しかし、カレーは各家庭でそれぞれの味があり、お客様が想像するカレー味と異なる可能性があったため、カレー味という表記を避けて販売することに。
そこで、当時流行していたアメリカ文化にあやかり、「バーベQあじ」という表記になりました。ちなみに現在は、本当に「バーベQあじ」になっているそうです。

tokoro_20220217_02.jpg
さらに、カルビーのレジェンドスナック「かっぱえびせん」にもうんちくが。かっぱえびせんの前身は、1955年発売の「かっぱあられ」。全く関係のないカッパを商品名に使った理由は、創業者の松尾孝が「かっぱ天国」という漫画の大ファンだったから。

「かっぱ天国」は、1950年代に週刊朝日に連載されていた、かっぱたちの日常を描いた漫画。そのキャラクターや語感の良さに惹かれた創業者の松尾は、「かっぱ」という言葉を商品名に採用。現在までに累計76億袋売り上げる、大ヒット商品になりました。