バドミントンの強豪、高知・土佐高校の副キャプテンは東大合格率Aランクの秀才!文武両道の秘密に迫る

テレ東プラス

名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く密着ヒューマンドキュメンタリー「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週月曜夜10時)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

今回の主人公は高知県の「土佐中学・高等学校(以下、土佐高校)」に通う山口拓夢くん(高校2年生)。校内トップの成績にして強豪バドミントン部の副キャプテンも務め、青春を燃やしている。勉強にも部活動にもコツコツと励む高校生に密着した。+

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高知県高知市、幕末の志士・坂本龍馬が生まれ育った街にある土佐中学・高等学校。2020年に創立100周年を迎えた、歴史ある私立の中高一貫校だ。2021年春の大学合格者は、東大・京大が4人、早慶上智が29人、MARCHが45人など、高い実績を誇る。

卒業生には、あの「公文式(公文教育研究会)」の創始者・公文公さんも。「自学自習」の教育を普及させた公文さんはかつて土佐高校の教師で、その精神は今も脈々と根付いている。進学校でありながら、進路が文系と理系に分かれてもクラスは同じ。クラスでは文系理系の生徒が一緒で、授業では他のクラスの生徒と一緒。視野と選択肢を広げる、全国でも数少ない試みだ。

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そんな土佐高校の教育モットーは「文武両道」。春夏合わせて12回の「甲子園」出場を果たし、準優勝の実績もある野球部や、全国大会に何度も出場しているハンドボール部など、部活動も盛んだ。これら(上の画像)のトロフィーはすべて、2021年の1年間で獲得したものだ。

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バドミントン部の活躍も目覚ましく、全国大会出場22回を誇る。副キャプテンを務める拓夢くんは、強い足腰を武器に相手のショットを粘り強く拾ってミスを誘い、ポイントを奪う「我慢のバドミントン」が持ち味。中学からバドミントンを始め、今では高知県でベスト8の実力者に。

一方、キャプテンの小山武瑠くん(高2)は、拓夢くんとは対照的で、センスとテクニックで相手をねじ伏せる"攻撃の鬼"。現在は県内のナンバーワン・プレイヤーで、強豪・土佐高校の絶対的エースだ。

春の全国高校選抜大会につながる大事な一戦「四国地区予選」が2日後に控えていた。この日、顧問の大﨑武先生が提案したのは、キャプテンチームと副キャプテンチームに分かれての対戦。さっそく拓夢くんと武瑠くんの一騎打ちが始まった。しかし、鉄壁の守りと思われた拓夢くんのプレイも、武瑠くんの前では課題が浮き彫りに。「今のプレイスタイルのままでいいのか?」、そんな迷いが拓夢くんの頭をよぎる。

部活動に全力投球の拓夢くんだが、全国模試の成績を見せてもらうと、なんと理系の全項目で校内トップ。全国基準での偏差値は80を超え、東大合格判定は可能性80%以上のAランク。まさに文武両道を実践している拓夢くん。その秘密を探るため自宅を訪ねた。

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実はお父さんは地元の国立大学で幾何学を教えている教授。拓夢くんが数学が得意なのはお父さんの英才教育の賜物かと思いきや、「息子には1ミリも関わっていない」とのこと。お母さんによると、小学生の頃から何事にもコツコツ努力するタイプだったそうだ。

「数学は見ただけでわかる」と数学の楽しさを語るお父さんの言葉が理解できず、スタッフが首を傾げていると、「言いたいことはわかる」と拓夢くん。「数学や幾何学は機械的に思われがちだけど、数式が表している意味を解釈できる。そこが楽しいという意味だと思う」。父と息子は数学で通じ合っているようだ。

将来の夢を聞くと、「父親が教師なので、自分も学問を教えるほうに行きたい」と拓夢くん。

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一方、スポーツはもともと得意だったのか、拓夢くんに聞いてみると...。

今でこそバドミントン部でも活躍しているが、「運動神経が特別いいわけではなく、中学では下から数えたほうが早かった」と拓夢くんは振り返る。自分はバドミントンに向いていないのではとさえ思っていたそうだが、大きな気づきを与えてくれたのは顧問の大﨑先生の言葉だった。

「『お前は動くのが強い』と、具体的な自分の強みを教えてくれた。必ず打ち返し、相手が打たなくなるまで打つ」。

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バドミントンは我慢くらべ。最後の一球を打ち返したほうが勝つ...そう教えてくれた大﨑先生は、拓夢くんが中学1年生の時の担任でもあった。

「朝の読書の時間にみんなが小説を読むなか、拓夢だけはバドミントンの理論の本をずっと読んでいた。強くなりたいんだろうなと思いました」とその印象を語る。そんな地道な努力が実を結んだのは、高校1年生の秋に行われた県大会。対戦相手校のエースと対峙した拓夢くんは格上の選手に対し、大﨑先生に教わった我慢のバドミントンで見事に勝利。土佐高校を優勝へと導いた。

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そして迎えた四国地区予選の当日。試合会場には四国4県のトップ校が顔を揃えた。対戦相手は抽選で、初戦の相手は徳島商業高等学校。中学時代にキャプテンの武瑠くんを打ち負かしたことがある、川原光騎くん(高2)を中心とした強豪チームだ。大﨑先生いわく「勝率は50%」。拓夢くんは強豪揃いの大会ということで、いつになく緊張感に襲われていた。

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団体戦で争われる四国地区予選。シングルスとダブルスを合わせた5試合のうち、先に3勝したチームが勝利となる。初戦のダブルスでは、武瑠くんと谷くんの2年生ペアが徳島商業の光騎くんペアと勝負。武瑠くんペアは同じ相手に負けてたまるかと気迫で圧倒し、因縁のライバルに見事勝利した。

しかし、隣で行われていたダブルスの第2戦で土佐高校は惜しくも敗れ、1勝1敗のタイに。次のシングルスは、いよいよ拓夢くんの出番。ところが試合中に、拓夢くんに異変が...いったい何が起きたのか?

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「勉強は大学に入ってからでもできる。バドミントンは今の高校生活を楽しむためのバドミントン」と、バドミントンへの思いを語ってくれた拓夢くん。試合の行方は、ぜひ番組で確認を!

番組では他にも、拓夢くんが得意な数学の授業風景とクラスメイトから見た拓夢くんの印象、バドミントン部の練習風景、四国予選前日の様子などを紹介する。

1月31日(月)夜10時放送! 「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)は、「東京・暁星高校...医師か?五輪選手か?2つの夢のはざまで...」と題して送る。

今回の主人公は、暁星中学・高等学校の高校2年生、山口遼大君。水泳部に所属し、昨年のインターハイでは見事に優勝を果たした。ナショナル強化選手にも選ばれ、2028年のロサンゼルス五輪の出場も目指せる逸材だ。しかし遼大くんにはもうひとつ、幼少の頃から持ち続けている夢がある。それは大学病院に勤める父親のような医師になることだ。

実に3分の1の生徒が医学部進学を目指す暁星高校にあって、現在は水泳に勉強にと文武両道で頑張る遼大くんだが、大学受験まで1年となった今「医師を目指すのか、五輪出場を目指すのか選ばなくてはいけない」と悩んでいた。大きすぎる2つの夢...遼大くんに両親は、友人は、学校の先生は、どんな声をかけるのか? そして遼大くんが選んだ道とは? 人生の決断を迫られる高校生の青春を追った。

どうぞお楽しみに!