池谷実悠アナウンサーが語る「昭和歌謡」の魅力&「iCON Z」エピソード:”推し事”備忘ログ

公開: 更新: テレ東プラス

みなさん、こんにちは! テレビ東京アナウンサー・池谷実悠です。月に1回、私の推し事(推しを愛するための活動)をご紹介させていただく連載「池谷実悠の"推し事"備忘ログ」。第13回は、大好きな「昭和歌謡」についてお話させていただきます。

oshigoto_20220129_01.jpg▲「テレビ東京系列 ウィンタースポーツ2022」のテーマソング「君にセレナーデ」(広瀬香美)を練習中の池谷アナ

平成生まれの私ですが、祖父や父の影響が大きく、幼い頃から昭和歌謡を聞いて育ちました。祖父は美空ひばりさんが好きで、小学2、3年生の頃になると、「港町十三番地」や「東京キッド」、藤山一郎さんの「青い山脈」を教え込まれ、よく踊って歌っていました。母も歌が好きで、キッチンで料理をしながら、よく松田聖子さんの歌を口ずさんでいました。
音楽番組を観ているときはもちろん、家族で行くドライブは、いつも車の中がカラオケボックス状態になってしまうほど(笑)。家族の誰かが歌うとドラムや効果音をつける係がいて、みんなが気持ちよく歌うことができます。

昭和歌謡の魅力は、なんといっても印象的で煌びやかなイントロ。聞くだけで鳥肌が立つ名曲が多いですよね。メロディラインや情景が浮かぶ歌詞も好きで、松田聖子さんの「チェリーブラッサム」のイントロや歌詞は特に素敵だなと思います。キャンディーズの曲の歌詞も、キュンキュンくるものが多く、「年下の男の子」や「暑中お見舞い申し上げます」の歌詞を噛みしめては妄想してしまうことも(笑)。

ちょっとマニアックなところで言うと、やはり家族の影響で軍歌やドリフターズの曲、ムード歌謡なども好き。カラオケで歌うと、皆さんに「よく知ってるね!」と驚かれることがあります。こぶしを入れる楽しさもありますし、独特の音階がどこか癖になるというか...。
テレサ・テンさんの「月は何でも知っている」や李香蘭さんの曲を中国語で歌うこともありますし、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」も大好きな曲です。

昭和時代に生まれたかった...と思うことも。80年代は、松田聖子さんや中森明菜さんなどソロアイドルの全盛期で、音楽番組の生放送や賞レースが盛んでした。私は当時を知りませんが、音楽番組の特番などで80年代アイドルの皆さんの映像を観て育ちました。
もしも昭和時代に生まれていたら...「私もソロアイドルになりたい!」と思ってオーディションを受けていたかもしれません(笑)。

自分の中でそういう憧れもあり、進行を担当している「〜夢のオーディションバラエティー〜Dreamer Z」(毎週日曜夜9時)は、毎回感動が大きいです。先日は「iCON Z 〜Dreams For Children〜」の審査会場を取材させていただきましたが、応募者の皆さんの勇気や覚悟、真っすぐな姿勢に胸が熱くなり、見ているだけで自然と涙が出てきてしまいます。

歌やダンスに一生を捧げるのはとても難しいこと。でもそこに保険をかけず、一筋で向かっていく...その姿や勇気を尊敬します。そして、そんな彼らの熱い想いを真正面から受け止めるHIROさんをはじめとした審査員の皆さんが素晴らしいなと。「今回合格しなかったとしてもそれは不合格ではない。将来必ず他の場所で輝けると思っている」という言葉がとても胸に響きました。
みんなが本気でぶつかり合うオーディションなので、ぜひ皆さんに観ていただきたいです。審査もどんどん進んでいるので、早く観ないと間に合わなくなっちゃいますよ~と(笑)。Z世代はもちろん、親御さんなど様々な視点で楽しめる番組になっていると思います。

そして2月4日(金)からは、いよいよ「北京オリンピック」が開催されます。テレビ東京は、アイスホッケー、フリースタイルスキー、ショートトラック、カーリング、フィギュアスケートをお届けしますが、私はスタジオでキャスターを務めさせていただきます。スポーツの素晴らしさをお伝えできるよう、竹﨑由佳アナウンサーと力を合わせて準備を進めてきたので、皆さんぜひ、ご覧ください!

【池谷実悠 プロフィール】
1996年9月18日生まれ。静岡県出身。O型。2019年、テレビ東京に入社。「~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z」(毎週日曜夜9時)、「よじごじDays」(水、金曜)「追跡 LIVE!SPORTS ウォッチャー」(火、土曜)、「日経ニュースプラス9」(火曜、BSテレ東)、スポーツ中継(野球、ゴルフ、競輪)、「デカ盛りハンター」(ナレーター)、「日経テレ東大学」、「いけ!いけ!森薗卓球」を担当。