1月28日(金)夜8時からは、金曜8時のドラマ「駐在刑事Season3」第3話を放送!
かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、今は奥多摩の人々に"駐在さん"として親しまれている江波敦史を寺島進が演じ、奥多摩の魅力的な美しいロケーションを背景に、『人情とユーモア溢れるエピソード』『謎が謎を呼ぶ殺人事件』を組み合わせた物語が展開される!
今シーズンは、新キャラクターとして捜査一課への転籍を強く希望する警視庁捜査二課の和泉玲香が登場。男社会である警察組織の中で女性としてのプライドと仕事への意欲を持って突き進むキャリアウーマン・和泉玲香を藤井美菜が演じる。
他人に心を開かず、チームを信用しない一匹狼的な玲香は、時に強引に仕事を進め、江波、加倉井(北村有起哉)、軽部(佐藤寛太)と激しく衝突。果たして玲香の登場が、奥多摩にどんな波乱を巻き起こすのか...。
「テレ東プラス」では、玲香役の藤井美菜をリモート取材。寺島や北村との現場エピソード、韓国での女優活動について話を聞いた。
寺島さんがいらっしゃると現場の空気が変わる...最高の座長です
――玲香は今回から登場する新しいキャラクターですが、撮影はいかがでしたか?
「初日を迎える前の晩は緊張でなかなか寝られませんでしたが、いざ現場に入ると皆さんすごく温かく迎えてくださったので、3日くらい経つと『藤井さん、昔からいた?(笑)』と言われるくらい、伸び伸びと演じさせていただきました。
実は初日は、捜査一課や警察の方々とご一緒する重めのシーンだったんです。顔では平気なふりをしつつ、心の中ではかなりドキドキしていて...。そんな中、寺島さんや北村さんが、みんなが一斉に行かないよう配慮しつつ、順番に声をかけてくださって...。本当にありがたかったですし、皆さんが声をかける順番を予め決めていたのかと思うと、可愛らしく感じました(笑)」
――現場のいい空気が伝わるエピソードですね。
「監督さんやスタッフさんを含め、ずっと同じチームでやってきている作品なので、しっかりコミュニケーションが取れているんですよね。みんなが役や台本についてアイデアを出し合い、話し合うことで作品がより深くなっていく...そんな現場でした。座長の寺島さんが作られた雰囲気だと思います」
――現場での寺島さんの印象は?
「江波さんと通じるものがあります。誰のことも逃さないぞというくらい、いろんな人のことをしっかり見てくださっているので、ものすごく安心します。何かちょっとでも困っていると、いいタイミングで声をかけてくださいますし、励ましてもくださる。初日に私の緊張をほぐしてくださったのも寺島さんで、元気をたくさんいただきました。
あと、寺島さんがいらっしゃると現場の空気が変わるというか...もうとにかく最高の座長ですね!(笑)絶対の信頼を持ってついていきたくなる座長です」
――玲香は、他人に心を開かない一匹狼のようなキャラクターです。
「彼女はキャリアアップしたいという気持ちが強いのですが、男社会の警察では、なかなか思うようにいかない。ギリギリのところで頑張っています。大人になればなるほど難しい局面にぶち当たりますが、その一方で、弱い面を見せることが難しくなりますよね。理想が崩れたとき、ダムが決壊するように自分の感情も崩れてしまう...そんな玲香の心情はとてもよく理解できます。30代の女性ならではの葛藤を感じました。
でも加倉井をはじめ、刑事の皆さんは、真正面から玲香にぶつかってくれる。諦めないでいてくれる環境に感謝するべきだと思いました。自分の努力を見てくれている人は必ずいますから」
――第2話では、ついに奥多摩署に配属された玲香ですが、今後は舞台となる水根の人々と深く関わってきます。
「玲香は元々田舎出身ですが、東京に染まっています。田舎に染まりたくないと思いつつ、刑事として動かなくてはいけないので、靴がパンプスからスニーカーへと変わっていきます。少しずつ順応していく姿も楽しんでいただけたら。奥多摩という場所、水根の人々と出会うことで、玲香は徐々に変化していきます」