――番組では定食と小鉢は1品ずつ選ぶルールですが、すぐに決められますか?
長谷川「いや〜迷いますよ! プライベートで定食屋さんに行く時はいろいろ頼むタイプなので。『孤独のグルメ』を見て、『選ぶのは一品じゃなくていいんだ』と真似をするようになったんです。この番組もそのつもりでオファーを受けたのに、選べるのは定食と小鉢ひとつずつ…。だからものすごく悩んでしまって、なかなか決められない時が多いです」
大橋「僕も一緒です! たくさん食べる方なので、プライベートでは4〜5品頼んで、ごはん大盛り。番組に登場するお店はどこも美味しいので、プライベートでも行って、思う存分食べたいです」
――定食にまつわる思い出を教えてください。
長谷川「売れてない頃、ごはんや味噌汁がおかわり自由のチェーン店によく行ってました。そこでネタ合わせもしていたので、卒業できたことも思い出深いです」
大橋「僕も高校生の頃から某有名チェーン店のお世話になっていて、今でもよく行きます。なにわ男子として活動し始めてから、すき焼き定食のお肉を1.5倍でオーダーできるようになったのが嬉しいです!(笑)」
――定食といえば味噌汁がつきものですが、一番好きな味噌汁の具はなんですか?
長谷川「インスタント味噌汁なら長ネギだけど、家で作る味噌汁にはワカメが入ってないとダメなんですよ」
大橋「わかる〜! 僕もインスタントと家で作る味噌汁は好みが違って、インスタントならナスが好き。自分で作るなら、具を沢山入れた豚汁が一番好きですね」
――佐久間プロデューサーにお伺いします。他のグルメ番組とは一線を画した番組だと思いますが、『ここが違うぞ』というポイントを教えてください。
「ご覧になった方は驚くと思いますが、最初の4〜5分はただメニューを見て喋ってるだけですからね。その後、常連さんが出てきて悩んで…何が凄いって、主役の2人が食べる前に、素人のおじさん達が食べている姿を見せられる(笑)。そしておじさん達に感想を聞いて…こんなグルメ番組って他にないですよね。最後に2人が食べるんですけど、そこもよくある食レポではなく、ライブっぽく見せようと思っています。カメラも通常のグルメ番組では使わないカメラを入れているし、変わった構成ですが、見た翌日は同じメニューが食べたくなると思います」
――大橋さん、長谷川さんは、常連の方が食べている間、どんな心境ですか?
長谷川「俺、なにやってるんだろうって(笑)。でもそんな常連さん達の情報をもとに選んだ定食は、より美味しく感じます。だから意味がある行為だと思うし、良い意味でお預けを食らっている状態だと思います」
大橋「食べたい物が決まっていても、常連さんが食べているのを見ると惑わされちゃうんですよ。『やっぱりあっち食べたらよかった〜!』って気持ちになることも。僕も長谷川さんもグルメ番組だと思っていたので、最初は食べながら結構喋っていたんですよ。だけど終わってから、『全然喋らなくていいよ』と佐久間さんに言われて、いったいどういう番組なんだろうって(笑)」
――視聴者に向けてメッセージをお願いします!
大橋「ただメニュー選びを悩んで、食べて、最後に反省会をするという斬新な番組です。見ている方に『美味しそう、食べたいなぁ』と思ってもらえることを目指して頑張ります!」
長谷川「実は、情報が解禁になった日から各種SNSの通知が止まりませんでした(笑)。なにわ男子の人気や佐久間さんの力に震えていますが、見ている方がほっこり出来るような番組になればと思います」
佐久間「雰囲気も良く、見ていて楽しい番組です。人気の定食屋さんもたくさん登場しますし、なにより2人がすごく美味しそうに食べるので、ぜひご覧ください!」
(取材・文/みやざわあさみ)