都内有数の進学校、戸山高校・演劇部に密着!「セリフを覚えると...」?女子だけ5人で挑む1年ぶりの発表会

テレ東プラス

名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く密着ヒューマンドキュメンタリー「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週月曜夜10時)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

今回の主人公は、東京都立戸山高等学校(以下、戸山高校)の演劇部部長・川島有彩さん(2年生)。女子生徒5人の演劇部をまとめる有彩さんが挑むのは、8校合同の演劇発表会。コロナ禍のため人前で披露するのは1年ぶりだが、トラブルが続出。無事に舞台を成功に導くことはできるのか? 演劇に青春を懸ける5人の奮闘を追った。

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今年で創立134周年を迎える戸山高校は、東京都・新宿区にある。東京都指定の「進学指導重点校」として、毎年難関大学へ数多くの合格者を輩出。理数系・科学技術系の教育を充実させる「スーパーサイエンス ハイスクール」に都立高校として初めて指定され、医学部進学を目指す生徒のための育成プログラム「チーム・メディカル」指定校でもあり、多彩な学習の機会を生徒たちに提供している。また、制服はなく生徒の自主自立を掲げている。

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また、部活動にも力を入れており、クラブ加入率は毎年100%以上。その中でも自由で風通しのいい学校文化を体現しているのが演劇部だ。部員は2年生が3人、1年生が2人の合計5人。部長の有彩さんが、女子生徒だけの小さな部をまとめている。出演だけでなく、照明や小道具作りも5人で行わなければならないため、有彩さんは部員全員が自由に意見を言い合える環境を大切にしている。頼りにしているのは、活発に意見を出してくれる副部長の板垣沙樹さん(2年生)。沙樹さんを見習い、1年生の2人も積極的に提案してくれるようになったという。

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公立私立合わせて8校が参加する大事な「合同演劇発表会」が迫っていた。コロナ渦のため、観客の前での発表は1年ぶりで、1年生にとっては初めての経験だ。演目は、生徒会3人組が謎の殺し屋の正体を解き明かすコメディタッチのミステリーもの。約40分に及ぶノンストップの会話劇で、一人ひとりの台詞も多い。

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有彩さんに演劇部に入った動機を聞いた。じつはおとなしくて自分の意見が言えず、すぐに泣いてしまう子どもだったという。しかし戸山高校に入学して「新しいことをしてみたい」と思い立ち、演劇部に飛び込んだことで、その性格は大きく変わった。

有彩さんについて、副部長の沙樹さんは「最初の頃は本当に真面目で、みんなを心配してくれる役割だった。だけど今は、2年生全員で走っている感じ」といい、同じく2年生の山本姫菜乃さんも「頭もいいしすごく真面目だけど、だんだん冗談も言うようになった」と、有彩さんの変貌ぶりを明かしてくれた。

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「1年生の時から一緒にやっている2人の性格に引っ張られたところもある。自分の中でも、物事の捉え方が変わってきて、部活をちゃんと楽しめるようになった」と語る有彩さん。自分を変えてくれた演劇と大切な仲間だからこそ、1年ぶりの発表会を絶対成功させたい! ...しかしその思いとは裏腹に、まだ人前で披露できるレベルに至っていなかった。

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本番4日前にもかかわらず、台詞がまだ完全に入っていない演劇部のメンバーたち。有彩さんにとって気がかりなのは、1年生の長谷川姫香さんだ。姫香さんが演じるのはミステリーの謎解きをする重要な役で、誰よりも台詞が多い。しかし勉強が忙しく、なかなか台詞を覚えられずにいた。発声練習の間も台本を手放せず、初めての通し稽古では開始早々、台詞を間違えてしまった。さらに、劇中で一番大切な謎解きをする場面の長台詞もおぼつかない。

台詞以外にも細かい修正があり、先輩から次々とアドバイスが。動揺してしまったのか、台本を床に落としてしまう姫香さん。しかし有彩さんは決して責めることなく、後輩を信じて見守る。

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発表会前日。衣装に着替えて最後の通し稽古が行われた。姫香さんは問題の長台詞も完璧に覚えてきて、ひと安心かと思いきや、今度は別の問題が発生。2年生の姫菜乃さんが登場シーンでミスしてしまい、劇は中断。さらに重要な動きも忘れてしまい、その後の部分稽古でも同じミスを繰り返す。本番前日のプレッシャーからか、今まで安定していた演技が突然乱れてしまったのだ。焦る部員たちを、慌てて励ます有彩さん。「心配なところは多々あるんですけど...」と、胸中は複雑なようだが、「あとは明日頑張りたいと思います」と気持ちを切り替え、意気込みを語ってくれた。

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ついに発表会当日。1200人を収容できる巨大なホールが5人を迎えた。照明を担当するのは、1年生の小川純佳さん。複雑な機械の操作を短時間で覚えなければならず、本番中にミスすれば劇は台無しになってしまう。しかし、リハーサルに与えられた時間はわずか8分間。台詞のボリュームや小道具の出し入れなど、最低限のチェックしかできない。

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昨日ミスが目立った姫菜乃さんが、またもや登場シーンで失敗。そのままリハーサルは終了し、一同に不安が募る。いよいよ本番! 今までの練習の成果を発揮することはできるのか? 5人の奮闘ぶりは、ぜひ番組で確認を!

番組では他にも、在校生が語る戸山高校の魅力や、有彩さんが語ってくれた演劇部が掲げる新たな挑戦、などを紹介する。

1月24日(月)夜10時放送! 「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)は、「高知・土佐高校...東大合格確実!?バドミントン部副主将の挑戦」と題して送る。

今回の主人公は土佐中学・高等学校に通う高校2年生の山口拓夢くん。土佐高校は県内トップの進学校で、校内トップの成績の拓夢くんは現在、東大合格率Aランク! そのうえ文武両道がモットーの土佐高校で、高知県内一の強豪、バドミントン部の副キャプテンも務めている。中学から始めたバドミントンでは挫折も経験したが、顧問の先生の一言で奮い立ち、青春を燃やしてきた。そんな中、今後のバドミントン部の行方を占う四国大会が迫っていた...。

自らを「決して天才ではない、自分は努力の人」と称する拓夢くん。努力は裏切らない、を信念に、勉強にも部活にもコツコツと励む高校生に密着する。

どうぞお楽しみに!