リモートワークでダメ社員からデキる男に!でもそれ、ホントに本人ですか?:ゾクッとする怪感話

公開: 更新: テレ東プラス

【この記事の3行まとめ】
・声優の伊藤健太郎森田成一が「リモートワーク」をテーマにした朗読劇を。
・リモートワーク期間中、新入社員は仕事がうまくいかず落ち込んでいた。
・しかしある日を境に、突然仕事ができるようになり......?

新型ウイルスが世界中で蔓延する中、当たり前になったものの代表といえば、リモートワーク。非常に便利に感じている人も多いのではないだろうか。しかし便利な反面、その裏には我々が予想もつかない危険が潜んでいるのだ......。

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"Mr.都市伝説" 関暁夫がMCを務めるストーリーテリングバラエティ「Mr.都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話」(毎週金曜深夜0時放送/BSテレ東)。巷でささやかれる都市伝説、人智を超えた超常現象、人間の悪意と狂気......様々なゾクッとする話を人気声優の朗読劇でお届け。

1月7日(金)の放送は、アニメ「BLEACH」で共演し、プライベートでも仲の良いという森田成一(黒崎一護役)と伊藤健太郎(阿散井恋次役)が登場。初めて顔を合わせた時、伊藤は森田のことを「よくしゃべる人だな」と思ったという。実は、この時の森田の言動には理由があった。役者としてデビューした森田は、声優業界の勝手がわからない中、「友達を作ろう」と明るくしていたと真相を明かした。

怪感話#52
「便利なリモートワーク」

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周囲から「使えない奴」と思われている、新入社員の新見(森田)。新型ウイルスが世界的に蔓延し、全社員在宅のリモートワークが始まってからもトラブルを起こしていた。

そんな中、新見にチャンスが訪れる。企画コンペが開催され、上司の上野(伊藤)のアドバイスの元、プレゼンの日を迎えた。

「上野さんはこんな俺を見捨てないで、こうやって教育してくれて、本当に感謝してます!」

ところが、ここぞというところで新見の画面がフリーズし、プレゼンは失敗。なんともタイミングが悪い男だ。

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上野とのリモート打ち上げで、新見は泣き出してしまった。最終面接で見かけた人は優秀そうに見えた、自分は手違いで合格したのではとこぼす新見を、上野は励ます。リモートワーク期間中に成長して、出社した時にみんなを驚かせてやれ、と。

その日を境に、新見の仕事ぶりは一変。小さいプロジェクトを任されるまでになった。

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やがて出社が再開され、上野は企画が通った祝勝会をしようと、新見に店を手配させる。だが「何系がいいですか? 日本酒、ワイン......」という言葉で、ある疑惑を持つことに。

「やっぱりこの会社に入るべき人間は、僕だったんだ。彼じゃなくて」

実は、新見のように振る舞っていたのは、新見と同じ最終面接にいた男(森田2役)。就職先が見つからず、絶望していた男の前に新見が現れたことをきっかけに、新見になりすましていたのだ。

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「本当は僕が合格してたはずなんだ。だから、君の人生を僕がもらっても何も悪くないんだよ」

祝勝会の居酒屋に現れた上野に、新見になりすました男は「先輩、何飲みます?」と声をかける。新見は上野のことを「上野さん」と呼んでいたが、いつからか「先輩」に。また、上野が酒は飲めないと知っている新見なら、居酒屋に呼ぶことはないはずだ。

「おかしいと思ったんだよ。急に仕事ができるようになるなんて。人間、そう簡単に変われんわな。まるで今のお前、別人だもん。......まさか、本当に別人だったり」

観念して正体を明かそうとする男に、上野は思わぬ言葉を...!?

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関、伊藤、森田によるスタジオトークでは、日本独特のアフレコ方法の話に。伊藤によると、相手のセリフを聞きながらのアフレコは日本流。何本かのマイクを出演者で分け合うため、大御所声優が使うマイクに新人が入ってもいいそうだが......森田は「うまいタイミングで入らないとやっぱり怒られますね」と語った。

次回1月14日(金)の放送も、伊藤健太郎と森田成一が登場。キャンプにまつわる怪感話をお届けする。トークでは、伊藤の発言にスタジオ大拍手! ゾクッとする内容とは?!