違法の大使館カジノも!?外国人スパイから日本を守る公安警察の実態:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。10月28日(木)の放送では、元公安警察が、外国人スパイから日本を守る"公安"実態を大暴露!

国家転覆を狙うテロリストや暗躍する外国人スパイを監視し、大事件を未然に防ぐために影で活躍している公安警察。元公安警察の勝丸円覚さんは1990年代に警視庁に入庁し、およそ20年にわたる警察官人生の大半を公安部で過ごした。公安警察だった当時、外国人スパイに身元を探られている可能性もあるため、引退後も表舞台に姿を出せないという。

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公安には、自身から希望して努力を重ねてなる人と、公安側から才能を見込まれて引き抜かれる2つのタイプがある。公安では人目を引かない一般人になりきって監視対象者を追うため、体型的には極端に太っている、痩せている、または背が高い人はダメ、見た目もイケメンや美女などは不向きで、「印象に残らない」人が向いているという。

日本はスパイ活動を取り締まる法律がないため、一部では"スパイ天国"と言われているという。日本で暗躍するスパイの情報が集まる意外な場所とは? それは"日本にある外国"、許可がないと入れず、国際法で守られているため警察も入れない「大使館」。勝丸さんによると外交職員を装ったスパイの親玉が大使館に駐在し、日本に入り込んだスパイが治外法権の大使館に機密情報を持ち寄っているのだとか。

警察の手が及ばないという点を悪用した違法の大使館カジノもあり、勝丸さんも公安時代にそのことを耳にしたことがあるそう。

かつてヨーロッパにあるアドリア海沿岸の某国大使館の看板を掲げている都内のマンションで、夜な夜な闇カジノが行われているという情報を保安課が掴んだ。すると公安警察の勝丸さんに「本当に某国の大使館なのか」と問い合わせが。公安が調べたところ、そこは大使館の看板を勝手に掲げていた一般の不動産だと判明し、摘発に至ったそう。

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しかし、違法な闇カジノの現場を押さえて、万一そこに外交官がいても拘束できないという。外交関係に関する条約で「外交官の身体は不可侵」とされ、逮捕したり、本人が望まなければ証言を求めることもできない。逆に外交官以外の人は逮捕でき、押収もできる。勝丸さんによると、外交官がいた場合は身分証とIDを確認して「あなたの荷物はどれですか」と聞くのだそう。

過去に某大使館の闇カジノの強制捜査に乗り出そうとした時は、その噂を聞きつけたのか某大使館の闇カジノは姿を消してしまったという。

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