【この記事の3行まとめ】
・声優の大河元気と明坂聡美が「レンタル彼女」をテーマにした朗読劇を。
・息子は、女手一つで大学まで行かせてくれた母を安心させたかった。
・20歳の誕生日にレンタル彼女を会わせようとしたが、母は......?
近年、消費者のニーズは所有から利用へ変わり、様々なレンタルサービスが登場している。例えばレンタル彼女というサービスでは、お金を支払う代わりに、一定の時間女性に彼女役を演じてもらうことができる。便利な反面、なんでも借りられる時代だからこそ起こる弊害も。利用する時は、くれぐれも気をつけてほしい。
"Mr.都市伝説" 関暁夫がMCを務めるストーリーテリングバラエティ「Mr.都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話」(毎週金曜深夜0時放送/BSテレ東)。巷でささやかれる都市伝説、人智を超えた超常現象、人間の悪意と狂気......様々なゾクッとする話を人気声優の朗読劇でお届け。
9月10日(金)の放送では、前回に引き続き大河元気(「ミュージカル・テニスの王子様」切原赤也役など)と、明坂聡美(「家庭教師ヒットマンREBORN!」クローム髑髏役など)が登場。大のプラモデル好きだという大河は、地方で泊まりの仕事があると、現地でプラモデルを購入してホテルで作るそう。部屋からは、夜な夜なパチパチと作業する音が聞こえてくるとか......。
怪感話#38
「レンタル彼女」
裕作(大河)は母子家庭で育った。母(明坂)は昼と夜の仕事をして、帰ってくるのは朝。寂しい時もあったが、高校生にもなると感謝の気持ちしかない。
高校卒業後は就職しようと考えていたが、母は大学に行け、そのために働いているという。
「私はこの手で、あんたを立派な大人に育てるって決めたんだ。それが私の生きがいなんだよ」
学費も払う、20歳までは仕送りもすると諭され、裕作は大学受験を決意。必死に勉強して、京都の大学に合格した。
裕作は寮生活を始め、キャンパスライフを謳歌していた。ある日、裕作が20歳の誕生日に帰省すると電話で伝えると、母はその時に話したいことがあるという。実は裕作も、母を驚かそうと考えていた。20歳までに彼女を連れてこいという母のために、彼女を連れていく計画だ。
彼女などいない裕作は、母を安心させるためにレンタル彼女を手配。そしていよいよ帰省当日、レンタル彼女を迎えに行く前に、一旦家に帰ることに。
ところが、裕作は母の様子に違和感を覚える。手には分厚い書類が......。
「本日で20歳となりましたので、契約の方が満期となり、本日をもって契約終了とさせていただきます」
裕作を育ててくれた母は、実は......!? 衝撃の事実が明らかに!
関、明坂、大河によるスタジオトークでは、明坂が幼少期に半年だけ住んでいたインドネシアでの思い出を披露。お手伝いさんが3人いたと話すと、関と大河はびっくり! 明坂の誕生日にはお手伝いさんがヤシの木に登って実をとり、ジュースを飲ませてくれたのだが......子供には理解できない味だったという。
次回9月17日(金)の放送は、立花慎之介と寺島拓篤が登場。どんな怪感話を演じ、トークを披露してくれるのか。