富士山頂郵便局からハガキを送りたい!父娘を待ち受けるのは...山頂で見た驚きの光景:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを、空港や街でアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時25分~)。今回のテーマは、「逆風YOUのもしかして負けちゃうかも!?SP」。絶対に負けられないYOUたちが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

you_20210823_01.jpg(放送日:2014年8月11日)

日本各地のYOUが集まるイベントを直撃する「イベントYOU」。

今回の舞台は、世界文化遺産「富士山」! 五合目でYOUを見つけて頂上まで密着しようと探したが、120組に声をかけても見つからない事態に。ひどい暴風雨に見舞われた2日目、午後3時15分に声をかけたのは、ニュージーランドから来た父・デニスさん(当時62歳)と、日本に暮らす英語教師の娘・エマさん(当時27歳)の親子。日本の象徴だから登りたいというデニスさんは初の登山だが、エマさんは3回目という経験者で、娘が父を連れて行く形だ。こんな悪天候なのに登るのは、「挑戦したいの、今回しかないから。私が日本に住んでいて、父が来てくれたから」と、貴重なチャンスを活かしたいという。

ちなみに今回の目標は「生き抜くこと」だそうで、山頂に着いたら富士山頂郵便局から母国にポストカードを送り、火口を回って下山する予定。一緒に頂上へ!とお願いすると、快諾してくれたので密着決定!

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この日は約5時間かけ、五合目から予約した本八合目の宿まで登るという。デニスさんは登山のための特別なトレーニングはしていないというけれど、体力は大丈夫かな~!?

さて、午後3時半に出発した直後は落ち着いていた天気も、出発から40分ほどたった六合目(2390m)あたりから暴風雨が親子を襲い始めた。ちなみに故郷のニュージーランドにも3724mの高さを誇るクック山があるが、富士山のほうが山荘もありビールも買えて便利だとエマさんは絶賛する。

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さて出発から1時間半たち、ついに2700mの七合目に到着。晴れていれば雲海が見渡せるはずだったが、この悪天候で何も見えず...残念。じつはエマさん、過去2回の富士山登山で大変な思いをしているそうで、今回もあまり登りたくなかったと明かす。デニスさんはもともとガイドさんと登るはずだったが、エマさんに伝えたところ奮起して同行してくれたのだという。エマさんが「お父さんのステキな体験になるから」という理由で登頂3回目に挑んだ、父想いの優しい娘さんなのだ。

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ここ七合目からは、ぐっと危険な岩場が続く登山。ただでさえ危ないのに強風にあおられ、若いエマさんも「疲れてきちゃった」とこぼす。そして出発から3時間10分、親子はようやく八合目(3020m)に到着! 盛り上がりつつも、遅れてきた疲労困憊のスタッフに酸素スプレーを貸してくれたり、栄養補給のチョコレートを分けてくれたりと、細やかな気遣いも忘れない。

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予約した宿まではあと約80分...。しかし午後7時を過ぎ、辺りは暗くなり、疲労もピークのデニスさんが、ついに足が上がらないと訴えた。するとエマさんから、「ジグザグに踏み出すの。止まりながら少しずつ上がろう」と励まされたデニスさん。娘の声でどうにか気力を呼び覚まし、必死に前へと進んだ。がんばれ!

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幼い頃から仲が良かった父と娘は、一緒に登頂の感動を味わいたくてここへやって来た。エマさんの励ましもあって、出発から5時間15分、ついに午後8時45分に本八合目の宿に到着! デニスさんは疲労MAXながら、「エマと一緒じゃなかったらリタイアしていたよ」と、本音をポロリ。ここでいったん仮眠をとって、翌日に備えることに。

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午前3時45分。いよいよ出発の時間だが、あいにく強風はおさまらず、ガイドさんによればこの先も危ないという。しかしデニスさんは「昨日は風が強い中ここまで来た。だからゆっくり進み、風が強くなったら止まって登り続けるよ」と登頂への決意は固い。残念ながら密着のほうは断念...、親子にくれぐれも注意してほしいと伝えた。はたして山頂まで登れたのだろうか?

ここからは未公開映像!

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出発から3時間たって、ふたりが無事に帰って来た!! もちろん、頂上までばっちりたどり着けたそうで、霧で視界最悪の中、なんとか撮影した頂上の激レア映像なども見せてくれた。その映像の一部がこちら。

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ただ、念願のポストまでは危険すぎて断念したそうで、五合目で投函することにしたとエマさん。
こうして登頂と親子最高の思い出を見届けたところで、密着は終了。今度は晴れているときに、また御来光を見に来てね~!

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