『TOKYO MER~走る緊急救命室~』賀来賢人インタビュー!「医療シーンが一番緊張」

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毎週日曜よる9時、TBS系で放送中の鈴木亮平主演の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。最新の医療機器とオペ室を搭載した「走る手術室」で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、“一人も死者を出さない”ために奮闘する救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く本作。今回、厚生労働省の官僚でありながら医者でもある医系技官・音羽尚を演じる賀来賢人にインタビューし、主演・鈴木の印象や演じる上で意識していることなどを聞いた。

“今まで見たことの無い作品でワクワクした”

――最初に台本を読まれた時の感想は?

医療モノということでこういう感じかなとイメージしてはいたんですけど、今回は救急隊と医者の役割を混ぜたような僕が今まで見たことの無い作品で、医療シーンではやることが多くて大変そうだなと。とにかく台本のすべてが緩急で言う“急”みたいな状況だったので、見ている方は息もつけないような、あっという間に終わるドラマになるんじゃないかなと思って、ワクワクしながら読ませていただきました。

――今回共演する鈴木さんの印象を教えていただけますか?

本当にストイックです。以前『花子とアン』(NHK総合)でご一緒したんですけど、こうやってがっつり共演するのは初めてで。今回亮平君演じる喜多見先生はスーパードクターで、危険を顧みずいろんな災害現場に行って、かつ冷静に医療行為をするという役どころなので、ものすごく準備もされてきています。普通医療モノって手元はプロの先生方がやるんですけど、今回は全部自分たちでやっているんです。それもやっぱり亮平君が全部できちゃうからなんですよね。あと、僕たちも分からないことがあったら先生に聞くんですけど、亮平君にも聞いちゃいます。現場を力強く引っ張ってくださってます。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より

――ERカーの印象はいかがですか?

実際に自動で担架がドッキングしたり、外見だけじゃなくて中身もちゃんと実際に使えるように作られていて。ああいう凝った美術があるとこっちもリアリティを感じられるので、すごく助かっています。

――今回賀来さんにとって初の医師役ということで、事前に準備したことや苦労したことがあれば教えてください。

専門用語や基本的な所作を入れ込みました。どういう所に注目して、どういう気持ちでいるか、現場にいたらまず何をすべきか、どういう言い方をすればいいかという基本的なことを医療監修の先生方にいろいろ聞きながら、ベースを作っていったという感じです。所作的なものは正直練習するしかないので、事前にいっぱい練習しつつ、亮平君に教えていただこうかと思います(笑)。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より

――ご自身と音羽との共通点は感じますか?

共通点はあんまりないですね。彼はすごく複雑なポジションにいて、医者だけど厚生労働省の官僚でもあるんです。日本の医療体制を改革して日本に利益をもたらすという考えを持つ官僚だけど、医療現場に実際に行って、目の前の命を救うという喜多見先生のような人達を見て、こういうあり方もある意味正しいと感じて、その狭間で戦っている役なんです。自分が選んだ道なんですけど、演じていて苦しいなと思うこともあります。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より

―いわゆるスパイ的な立ち位置ですよね。演じる上で難しいと感じることはありますか?

スパイであることもそうなんですけど、厚労省が言っている日本の医療を改革するということと、TOKYO MERの無茶だけどとにかく目の前の命を助けるという理念は、どちらも正論なんですよね。なので、“スパイ=悪者”という表現の仕方ではなくて、どちらも正論に見えるような作り方をしたいよねと亮平君とも話をしています。

――医療シーンの撮影はいかがですか?

大変です。やっぱり命を預かる人たちの物語ですし、嘘があってはいけないと思うので。医療従事者の方々の全面バックアップでやらせていただいているのですが、監督がOK出しても先生がOK出さないこともあったりします。所作や医療的な専門用語はもちろん、マスクをした状態での芝居も多いので、目で表現しなきゃいけない部分も意識してます。患者はこういう病気だった、こういう症状だったという時に最初にどこに目が行って、次にどこを触るのかなど段取りが事細かに決められているので普通のお芝居のシーンが一番楽に感じます。医療シーンが一番緊張しますし、突き詰めてやっています。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第2話より

――医療モノということですごくスピード感も感じたんですが、演じる際にもスピード感は大事にされていますか?

本当に早いんですよ。何かをしながら指示をして、その間に看護師さんから受け取って作業して。1話のトラックの運転手を救出するシーンは3人同時に違うことをしながら、喜多見先生は頭に穴を空けて、僕は脇腹のあたりを切ってはさみ入れて管入れてという作業を2、3分でやらなきゃいけないのを一連で撮ってたりするんですけど、そのスピード感が伝わっていたら嬉しいです。

■番組概要

[タイトル]
日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』
[放送日時]
毎週日曜よる9:00~9:54(※第2話は15分拡大)

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