400万年の歴史を持つ湖
滋賀県の真ん中に位置する、日本最大の湖・琵琶湖。およそ400万年も前に誕生し、世界で約20か所しかない100万年以上の歴史を持つ「古代湖」の一つでもあります。
実は琵琶湖では「ワニ」の頭蓋骨や「サイ」の足跡が見つかっており、かつてそれらの生き物が生息していた、と考えられています。

また、約200万年前の「アケボノゾウ」をはじめ、さまざまな時代に何種類もの「ゾウ」が生息していたそうです。

日本の湖に、ワニやゾウがいた時代があったとは、驚きです。
竜もすむ!?神聖な湖
長い歴史を持ち、古くから竜や神々がすむ“神聖な湖”と考えられてきた琵琶湖。
江戸時代に発見されたゾウの骨は、当時“竜”のものだと考えられました。「琵琶湖博物館」にその記録が残っています。

立派なツノに大きな口、ぎょろりとした目は、まさに竜そのもの。緻密な記録から、竜ではなくゾウの骨であることが明らかになりました。

豊かな水を湛えた琵琶湖は、今も神秘的な姿を私たちに見せてくれます。
スポット情報
琵琶湖博物館
滋賀県草津市下物町1091
世界ふしぎ発見!
土曜よる9:00~