川口春奈&横浜流星ラストインタビュー!胸キュンシーンの裏側を語る

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本日最終回を迎えるTBS火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』。着飾ることで居場所を得ていた川口春奈演じるヒロイン・真柴くるみが、横浜流星演じるミニマリストの駿ら価値観の違う人々とルームシェアをしながら、恋をしたり、友情を深める中で、自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリーだ。真柴と駿の恋の行方が注目されるが、演じる川口と横浜にインタビュー。これまでの撮影を振り返ってもらい、役への思いを聞いた。

――ここまで撮影をしてきていかがでしたか?
川口:(中村)アンちゃんと横浜くん、私は同じ作品で共演していたこともあり、最初から現場の雰囲気が良かったんです。すごく楽しくて本当に日々、のびのびとお芝居ができていたので、終わってしまうのがすごく寂しいですね。

横浜:僕も寂しいです。皆さん年齢が違うけれど、いい雰囲気を作ってくださったので、本当に楽しく撮影できました。
今までにない新たな役に挑戦できて、得るものが多かったです。
この1年はクールな役が続いて、飛び抜けて明るい役は初めてでした。明るいけれど心が閉じていて、過去から何か逃げているような複雑な役と聞いていたのですが、1話の台本を読んだときにすごく難しい役だなと高い壁を感じました。でも、役者って正解がないから、日々駿のことを考えて悩んでいるのも楽しくて、勉強になりました。その壁を乗り越えられたのかは分からないけれど、自分の中で、徐々に駿になっている感じもしていたので、よかったのかなと思います。

川口春奈と横浜流星川口春奈と横浜流星

川口:キュンキュンだけではなく人間ドラマとして深いところまで描いてくれる脚本と演出だったので、すごく刺激的でした。自分自身も見たことのない自分をキャストの皆さんをはじめスタッフさんに引き出してもらった感覚があります。

例えば第4話で駿に「ギューしてもらっていいですか?」とお願いするシーンとか。真柴はここで可愛くなくてはならないし、駿が「抱きしめたい、抱きしめる」という気持ちに駿をさせなければいけない。駿をツンツンしてからの「ギューしてもらっていいですか」のニュアンスはかなり大事だなと撮影前に思っていて。その結果、「ギューしてもらっていいですか」と言っている真柴ちゃんは、自分でも見たことがない表情になりました。

あと第1話で駿の作ったカレーを食べているところもですね。葉山社長(向井理)が突然いなくなって切ないし苦しいけれど、明日はまた仕事もあって投げ出せないから頑張らなきゃいけないともがいていて。そんな中で食べたカレーが美味しくて涙が出て…といろいろな気持ちが入り混じったときに、こういう顔するんだって発見できました。

横浜:川口さんのあの表情は鳥肌が立ちました。芝居中でしたが自分の気持ちも少し出てきてしまいました。真柴の姿がすごくよかった。

川口春奈と横浜流星川口春奈と横浜流星

――印象的だったシーンを教えてください。
川口:第4話のシーンですね。アンちゃん演じる羽瀬ちゃんが妊娠しているかもしれないと不安を抱える中、みんなでちょっと距離を保ちつつも、羽瀬ちゃんを優しく見守るところや、その後2階に上がって真柴と駿が最中を一緒に食べるシーンです。火曜ドラマはキラキラした恋愛ドラマという枠ではもちろんあるけれども、大変なときに誰かがそばにいることの温かさや心強さが描かれていて、個人的にはグっときましたし印象的でした。

横浜:駿目線で言うと、やっぱり第1話で真柴が駿の作ったカレーを「おいしい」と言いながら食べてくれて、どんなつらいことがあっても前を向こうとしているシーンです。その姿を見たときは僕も駿と同じですごくかっこいいなって思ったし、心を動かされました。そこから駿の心が、真柴に向き始めて本当に今があるのかなって。

もう一つは、第2話で真柴に「あなた天才よ」と言ってもらえるところ。駿はあれだけ普段自由にしていて、ちょっと強気な感じだったのに、真柴が本音を言えるような雰囲気を作ってくれたおかげで弱音を吐けるようになっているのも何かいいなって。駿の真柴への恋心が1話から積み重なっていったと思うんですけど、「あなた天才よ」って言われたところで恋に落ちたというか、始まった気がするので印象に残っています。

――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします!
横浜:僕はとにかく見てほしいです。見てない人にも見てほしい。皆さんが感じてくださることが全てだと思うので、それでこの作品を愛してくれたら嬉しいです。とにかく見てください!

川口:それぞれが人生の岐路に立ったときに、どういう判断をしてどういう道を選ぶのか。今までドラマを見て応援してくださった方に見守っていただける内容になっていると思います。恋愛のワクワクキュンキュンはもちろん、それぞれの人間としての成長も最後まで見届けていただけるとうれしいです!

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