ロスを出さない×売上UPの値引き額を教えてくれる
閉店が近くなると割引シールを貼られることが多い、スーパーなどのお惣菜。しかし、閉店まで売れ残るとロスになり、割引し過ぎると儲けが減ってしまうという悩みがありました。
そこで、どのように割引シールを貼ればお惣菜が閉店までにピッタリ売り切れるか、計算して指示を出してくれるのが「シノプス」のAIシステムです。

シノプスでは、“何を考えて値引きしたり、商品を仕入れたか”など、熟練のパートさんや店長さんの考え方を参考にしてシステムを構築しています。
さらにAIは、価格や消費期限・天候・来客実績などの基本データを学習。リアルタイムの売れ行きなどをみながら、値引きシールを貼るベストなタイミングを計算して導き出しています。

同じスーパーの同じお惣菜でも、店舗によってシールの貼り方が変わることも。
たとえば、東急ストアの「煮物・おひたし」の場合、中目黒本店では夜7時に20%割引。これに対し、フレル・ウィズ自由が丘店では夕方5時に20%割引、さらに夜8時に50%割引するなど、AIがそれぞれのお店に合わせた指示を出してくれます。

システム発売から1年も経たないうちに、シノプスのAIシステムを導入した店舗は約17倍に急増。導入後にお惣菜の廃棄率が約1割減になったお店もあるなど、食品ロスの削減とお店の売上UPに貢献しています。
5/16(日)の『がっちりマンデー!!』
がっちりマンデー!!
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