毎週金曜よる10時からTBS金曜ドラマ枠で放送中の北川景子主演ドラマ『リコカツ』。4月30日に放送された第3話の最後では、紘一の実家の騒動を機に初めて咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)の気持ちが通じ合ったにも関わらず、帰宅すると家になぜか咲の元カレである貴也(高橋光臣)が・・・というまさかの展開で注目が集まる本作。今回、美術デザインを務める王怡文氏にインタビュー。咲と紘一が住む新居のこだわりポイントなどを聞いた。
おしゃれ&遊び心が盛り込まれた新婚の小原家!
――咲と紘一が住む家のテーマは?もし真似するとしたらポイントは?
木目の素材感をいかした、シンプルな中にも咲のこだわりが詰まった部屋をテーマにデザインしました。咲の劇中のセリフにもあるように、リビングはアジアンモダン風、ダイニングはナチュラル系を意識しています。ファッション雑誌の編集者をしていた咲が、自分好みな部屋になるようおしゃれにリノベーションした設定です。もし真似をするとしたら、木目の板を貼っている壁や、キッチンの天井にあるルーバーが真似しやすいのではないでしょうか。


――家の中で特に咲らしさが出ている部分はどこでしょうか?
咲らしさが出ているのは、寝室にある咲のデスクです。仕事に欠かせない資料やファッション雑誌、仕事道具があり、仕事をしている咲の様子が見て取れます。また、リビングの床はフローリングではなくタイル調になっており、目地が金色だったりとアジアンリゾートを意識した作りになっています。雑誌の仕事でおしゃれなものを見てきた咲のこだわりが、リビングで感じてもらえると嬉しいです。

――では紘一らしさが出ている部分は?
紘一の筋トレ部屋ではないでしょうか。紘一は咲に家の準備を任せきりでいたため、初期は部屋全体に紘一の要素はあまりありませんでした。しかし、筋トレグッズを置いている部屋で寝泊まりをし始めてから、徐々に物が増えていき、紘一らしさが出てきたと思います。ちなみに、懸垂マシーンやエアロバイクは瑛太さんが実際に使われていたものを持ってきて頂いた物です。劇中でも実際に使う場面があり、自衛隊員である紘一らしさを感じられる部屋になっています。

――玄関がドラマのロゴに似た形をしているなと感じたのですが、こちらは意識してデザインされたんでしょうか?
よく言っていただけるのですが、実はそうではありません。撮影で使用させていただいているマンションが、各部屋ドアのデザインが違っていてとても素敵だったため、その中で咲と紘一のイメージに近いドアをイメージして取り入れました。たまに映る咲と紘一のお向かいの部屋のドアも形が違うので、是非意識してご覧いただけたら嬉しいです。

――その他、こだわっている部分や今後注目してほしいポイントなどありますか?
「CRAFTHOLIC」様とコラボしたリコカツカラーのウサギ型宇宙人のぬいぐるみ(金曜ドラマ『リコカツ』× CRAFTHOLIC 劇中登場抱き枕クッション RAB)がいつもどこかしら映っています。吉藤プロデューサーの考案でシーンによって表情が変わるようになっているのが面白いので、ぜひ注目していただきたいです。登場人物の気持ちに連動しているときもあれば、状況に反応した表情をしているときもあります。嬉しいときに笑っていたり、過去に紘一に投げられた時はウサギが泣いてたりしていました。そのような遊びポイントが所々にあるので、発見して楽しんでいただけたら嬉しいです。

また、リビングに飾られている家訓は紘一の実家である緒原家にもあり、それぞれ文字の崩れ方が違っているというちょっとしたこだわりや、明るい光がベランダ側から入ってくるととても綺麗に見える中庭などにも注目していただけたら嬉しいです。

――ありがとうございました!なお、本作はワンストップ・リノベーションサービス「リノべる。」、日本最大のインテリアSNS「ルームクリップ」とコラボ。「登場人物たちの部屋」をリノベーションという形で自分の家に再現できたり、360度カメラでセット見学することができるので、こちらも要チェックだ。
◆「リノべる。」×『リコカツ』キャンペーンサイト
https://www.renoveru.jp/lp/rikokatsu
◆RoomClip『リコカツ』公式アカウント
https://roomclip.jp/myroom/5772519
番組概要
[番組名]
金曜ドラマ『リコカツ』
[放送日時]
毎週金曜よる10:00~10:54
[内容]
“交際ゼロ日”でスピード結婚した現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性・咲(北川景子)と、厳格な自衛官一家で育った航空救難団のエース隊員・紘一(永山瑛太)を中心に、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を「リコカツ」というキーワードを通じて描き出していく大人のラブストーリー。