① 肉にもパン粉にもこだわり
全国423店舗を展開し、とんかつチェーン業界シェア約60%を誇る「かつや」(※2021年4月放送時点)。1日約5万食も「カツ丼」が売れるという、超人気店です。
リーズナブルなのに美味しい秘密は、とんかつの肉とパン粉へのこだわりにあります。

お肉は、肉質が良く厳しい安全基準もクリアしている、北米産の豚肉のみを使用。旨味を逃さないために0℃前後で輸入しており、一度も冷凍せずお店まで届けられたものを調理しています。
また、パン粉は専用の食パンを焼いて作る、かつやオリジナルのものを使用。砂糖などの糖分がほとんど入っていない特別なパンを使うことで、揚げたときに黒く焦げないよう工夫しています。
② 油は取り替えない!?
熟練の職人でなくても美味しいとんかつを揚げられるよう、常に最適な温度に管理することができるオートフライヤーを使っているかつや。

実は、フライヤーの油を一切取り替えることなく、同じものを使い続けています。
油を取り替える必要がないのは、独自に開発した超ハイテクな油ろ過装置で、油の酸化を中性に戻し、汚れを取り除いているから。1日1回、営業終了後にこのろ過装置を通し、減った分を継ぎ足して再利用しています。
③ 新メニューを開発するのは"おじさん社員"
かつやには、定番のカツ丼や「ロースカツ定食」などの他に、毎月発売される期間限定メニューがあります。
チキンカツ丼にカレーうどんをトッピングした「カレーうどんチキンカツ丼」(※2019年販売)や、コーンフレークを衣にした「コーンフレークカツ丼」(※2020年販売)などのユニークな新メニューを開発しているのは、2人の“おじさん社員”です。

かつやがメインターゲットとしているのは「おじさん世代」。そのため、同じ世代のおじさん社員が本当に食べたいものを考え、競い合ってメニューを考案しています。
ジョブチューン
土曜よる8:00~