TBSで『地球を笑顔にするMUSEUM』 が開幕

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26日から始まったTBS系SDGsプロジェクト『地球を笑顔にするWEEK』の連動企画として、サカス広場の仮囲いで『地球を笑顔にするMUSEUM』が開幕。全国の障がいのある人たちが描いた独創的で色鮮やかな作品が、先入観や常識という壁を越えて、彼らの無限の可能性を感じさせてくれます。

去年11月のSDGsキャンペーン第1弾の際の16作品から大幅に増え、今回は27作品を展示。さらに豪華なMUSEUMとなっています。

今回は1作品を除いた26作品が障がいのある人たちの共同作業所やグループホームが加盟する団体 『きょうされん』 のデザインコンクールの入賞作品です。『きょうされん』(旧・共同作業所全国連絡会)は、全国約1870か所の共同作業所やグループホームなどが加盟している団体で、「あたりまえに働き えらべる暮らしを」をスローガンに、障がいのある人たちが安心して暮らせる社会づくりを目指しています。

また前回の展示でもコラボをした『ヘラルボニー』からは、アメリカ・ボストンで活躍するアーティストSATO(本山慧)さんの作品が展示されています。10歳で水彩画と出会い、以来毎日1枚の絵を描き続けているというSATOさんの作品は、とてもやさしい色彩が魅力的です。
(株)ヘラルボニーは、「異彩を、放て」をミッションに、知的障がいのあるアーティストが生み出す「異彩」を商品化するなどさまざまな形で社会に送り届け、福祉を起点に新たな文化をつくりだす活動をしています。

SATOさんの作品1SATOさんの作品1
SATOさんの作品2SATOさんの作品2
SATOさんの作品3SATOさんの作品3

国連のSDGs(持続可能な開発目標)は、環境破壊・貧困・差別など国際社会が共通して抱える17の社会課題を解決し、「誰ひとり取り残さない」世界の実現を呼びかけています。私たちは『地球を笑顔にするMUSEUM』を通して、SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」、目標8「働きがいも経済成長も」などへの理解を深めることを目指しています。