TBSで火曜よる10時から放送中の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』。綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていた川口春奈演じるヒロイン・真柴くるみが、ミニマリストの藤野駿(横浜流星)、オンラインカウンセラーの寺井陽人(丸山隆平)、アーティストの卵・羽瀬彩夏(中村アン)といった価値観の違う人々とルームシェアをしながら、恋をしたり、友情を深める中で、着飾るという鎧を脱ぎ捨てて自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリーだ。今回は寺井陽人を演じる関ジャニ∞の丸山隆平をインタビュー。作品への思いを聞いた。
――寺井陽人を演じてみての感想をお願いします。
現場は自由度が高くて、個々の責任と瞬発力を求められることが多く、すごく楽しいです。相手との掛け合いや距離感を大事にしていて、リハーサルと本番でセリフや動きの間が違っても、演じる役のペースを守っていたらOKになることも。塚原(あゆ子)監督からは、ルームシェアする住人の中では、はとこの駿と一番関係が深く、駿と話しているときは独特の空気を2人で作ってほしいとオーダーをいただいたので、そこは流星くんとやりとりしながら作っています。今までにない現場なのでとても刺激的ですね。
――共演する川口さんや横浜さんの印象を教えてください。
川口さんは何度かバラエティーでご一緒したことがあって、かわいらしい印象です。でも今回の作品で初めて会ったときはリモートでお芝居を合せたのですが、その時すでに真柴ちゃんだったので、圧倒されてしまいました(笑)。撮影の合間には川口さんが仲良しの中村(アン)さんとお話しているところに参加させてもらったりしています。
流星くんは少年のまま大人になったような印象で、気持ちのいい男です。仕事では自分に厳しくて、意外に弱気なところもあって、そのギャップがかわいいですね。
――ルームシェアする部屋のセットがかなり豪華です。
あの広さと仕上がり具合を見て、大作に参加することになったと思いました。現実感がないけど、ワクワクしますね。こんなに部屋が広かったらいいですよね。昔、合宿所で生活していたのですが、あの時は同じ部屋で雑魚寝だったので、生活リズムが違うと大変でした。でも、今回はそれぞれの部屋があってプライベートも確保されていいですよね。ただ、どんなに豪華な部屋だとしても一つ屋根の下に暮らしていたら摩擦は避けられないじゃないかな。摩擦なくして成長はないと思うので、今回の作品でぶつかり合いながら生活する陽人たちには共感できます。
――ルームシェアメンバーの中でルームシェアしてみたいのは誰ですか?
羽瀬ちゃん(中村アン)かな。僕は絵を見るのが好きで、たまに美術館に行くんですよ。美術に関する知識はないけれど、絵のタイトルを予想して、その後に本当のタイトルと照らし合わせる遊びをしているので、絵を描く人に興味があります。描く絵には絶対に日常が影響していると思うので、僕がその絵に影響を与えてみたい(笑)。あとは感覚的に突き抜けた人に生物として興味があるので、ちょっかいを掛けたくなります。
――最後に作品の見どころをお願いします。
それぞれの思いやりや生き方がすごく身近に感じられるし、登場人物の年齢の幅も広くてどんな世代にも刺さるドラマだと思います。リアルタイムで“うちキュン”してもらって、SNSで共有したらさらに盛り上がるんじゃないかな。
寺井陽人はオンラインカウンセラーだけど決して完璧な人間ではなく悩んだりと人間臭い部分もある。そんな陽人の姿に共感できると思うので、「人って、生きるって悪くない」と思ってもらえるような人物にしたいですね。最後まで見守っていただければうれしいです。
■番組概要
〔タイトル〕
火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』
〔放送日時〕
毎週火曜よる10時~10時57分