オランダ伝統の「ゴーダチーズ」が生まれたのには、風車が関係していた!?

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伝統のチーズを作る村

今や世界中で愛される「ゴーダチーズ」。その歴史は13世紀にまでさかのぼるという、オランダ伝統のチーズです。

オランダ伝統の「ゴーダチーズ」オランダ伝統の「ゴーダチーズ」

オランダ西部にある村・キンデルダイクでも、ゴーダチーズが生産されています。チーズ農家が毎朝、乳牛から新鮮なミルクを搾り、チーズを作っています。

ゴーダチーズを生産ゴーダチーズを生産

実はこのゴーダチーズが生まれたのには、「風車」が深く関係しているといいます。

キンデルダイクの風車キンデルダイクの風車

国土の約4分の1が海抜0m以下であるオランダは、古くから湿地帯を干拓して国土を広げてきました。

キンデルダイクも干拓地の一つで、18世紀半ばに作られた風車によって低地の水を汲み上げ、運河への排水を続けてきました。

酪農がさかんに酪農がさかんに

そんな中、干拓地の特徴をいかして行われたのが、酪農です。牧草を植えた土地で乳牛を飼育し、チーズを作ったといいます。

オランダの大地を作った、風車

風車が、水と土地とをいかしたことで、オランダの名産品が生まれました。
“水から国土を守ってきた人類の知恵と技術”が認められ、「キンデルダイクの風車網」は1997年、世界遺産に登録されました。

キンデルダイクの風車網キンデルダイクの風車網

治水用の風車は、最盛期にオランダ全土で1万基以上ありましたが、今では約1200基に。19基もの巨大風車が立ち並ぶ場所は、キンデルダイクを残すのみとなりました。

およそ300年にわたって大地を作ってきた風車は、今も風に合わせて羽を回し続けています。

世界遺産

日曜よる6:00~

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