もとは中華料理店だった⁉︎松屋の意外なトリビア4つ

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① 「吉野家」がきっかけで牛めし屋に

全国に958店舗を展開する、大手牛丼チェーンの「松屋」(※2020年12月末時点)。もともとは、1966年に中華料理店として開店したお店でした。

松屋の牛めし松屋の牛めし

松屋が牛めし屋に転換したきっかけは、創業者が当時“はやい・うまい”と大評判だった「吉野家」で牛丼を食べたこと。その美味しさに衝撃を受け、毎日のように通い詰めて研究した結果、中華料理店開店から2年後の1968年に「牛めし 松屋」をオープンしました。

② 30回以上味を変更!?

松屋では、牛めしをより美味しくするため、タレの味にこだわっています。日々ブラッシュアップを重ね、タレの味はなんと20年間で30回以上も変えているといいます。

松屋こだわりのタレ松屋こだわりのタレ

現在(※2021年1月放送時)のタレは、しょう油を4種類ブレンドし、白ワインやみりん・調味料などを入れて作ったもの。甘味が強く、まろやかでコクがある最高のタレに仕上がっています。

③ ロゴマークの意味とは?

松屋のロゴマークに描かれているのは、おぼんに牛めしとみそ汁がのせられている様子です。

松屋のロゴマーク松屋のロゴマーク

中華料理店が前身の松屋では、創業当初から定食を販売し、「みんなの食卓でありたい」という理念を掲げています。
そのため、“食卓といえばご飯とみそ汁”という考えから、牛めしなどに無料でみそ汁がついてくるサービスがあり、ロゴマークにも描かれています(※店内のお食事のみのサービスとなります)

④ おたまの形に工夫アリ!

松屋では、新人からベテランまで牛肉を簡単に盛り付けられるように、おたまの形を工夫。2つの段差がつけられ、大盛・並盛・ミニ盛の分量が一目で分かるようになっています。

分量が一目でわかるおたま分量が一目でわかるおたま

おたまを工夫することで、ご飯に染みるタレの量も一定に。日本中どこのお店で牛めしを食べても同じ味になるよう、徹底してこだわっています。