粉雪のような沖縄の塩があった
沖縄・宮古島の「雪塩」は、たっぷりと含まれたミネラルによる深みのある味が特徴。2000年には、世界で一番ミネラル分を含む塩としてギネスブックに登録されました(※2020年12月放送時、このカテゴリーはありません)。

雪塩は一般的な海水塩の製法とは異なり、高温の鉄板に海水を吹き付けて水分だけを一瞬で蒸発して作るため、塩の中にミネラル分が多く残っています。
雪塩を手がける宮古島の会社「パラダイスプラン」は、雪塩を広めるべく、地元の菓子メーカーと「雪塩ちんすこう」を開発。年間12億個を売り上げる大ヒット商品となりました(※2020年12月放送時)。

これをきっかけに、「ミルキー」(※2020年12月放送時は販売されていません)など大手メーカーのお菓子とも次々とコラボしています。
パッケージに雪塩のロゴを入れることで認知度を高める戦略が当たり、雪塩の売上げは2010~2019年の10年間で約4倍の16億円あまりに達しています。
雪塩は他の塩と何が違うの?
雪塩は、粒の大きさが普通の塩の1/4程度で、粉雪のようなパウダー状。

さらに、普通の塩に比べてミネラルを豊富に含んでおり(カルシウム:9倍、カリウム:20倍、マグネシウム:30倍の含有量)、塩自体に旨味があり、天ぷらやステーキなどの旨味を引き出すのも特徴です。

雪塩の原材料は、琉球石灰岩の地層により、天然にろ過されて染み出した“不純物がなくミネラル分をたっぷりと含んだ海水”。海の近くに掘った、地下22mの井戸からとった海水が使われています。
1/24(日)の『大がっちりマンデー!!』
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