① 缶・瓶・生ビールで、中身はすべて同じ!?
1990年の発売以来、累計出荷数517億本を超える国民的ビール「キリン一番搾り」(※350ml缶換算。2020年12月放送時)。
缶ビール・瓶ビール・樽から注ぐ生ビールと、お好みの飲み方で楽しめる一番搾りですが、実はその中身はすべて同じビールが使われています。

しかし、サーバーで泡を入れた生ビールはよりクリーミーに感じるなど、味が違うように感じることもあるようです。
② 社員直伝!一番搾りを美味しく飲む方法
キリンの社員がすすめる、一番搾りを自宅で美味しく飲む方法は、冷蔵庫の野菜室で冷やすこと。野菜室で6~7℃くらいに冷やして飲むと、ビールの味を一番楽しむことができます。

また、温かいグラスに入れるとビールの温度が上がってしまうため、グラスも一緒に野菜室で冷やすのが美味しく飲むポイントです。
③ 一番搾りのCMは、何故ビールが美味しそうに見える?
役者さんの持つ冷えたビールがとても美味しそうな、一番搾りのCM。

その裏には、ビールをより美味しそうに見せるプロである「シズル師」のテクニックがありました。CMで使われる美味しそうなビールは、それによって生まれています。
たとえば、グラスに特殊なスプレーをかけて曇り加工を施すことで、冷蔵庫から取り出したばかりの冷えたグラスを表現。

実際に冷やしたグラスでは、役者さんが手に持った時に指の跡がついてしまいますが、スプレーの加工なら触っても跡がつきません。
加工したグラスにビールを注ぎ、グラスに水滴を吹き付ければ、キンキンに冷えた美味しそうな一番搾りが完成します。
④ ちなみに…ビール・発泡酒・第3のビールの違いは?
一番搾りをはじめとするビールのほかにも、発泡酒の「淡麗」シリーズや、第3のビール「のどごし<生>」など、様々なアルコール飲料を作っているキリン。その種類は、大麦を発芽させてできる“麦芽”の使用量や、原料の違いで分けられています。

ビールは、麦芽の使用量が50%以上というのが条件。一方で発泡酒は、麦芽の使用量が50%未満のものを指します。
第3のビールは大きく分けて2つあり、1つは麦・麦芽以外を原料としたもの。もう1つは発泡酒にスピリッツなどのアルコールを加えたものです。
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