本物みたいな"臓器"を作っている会社があった⁉︎

公開: 更新: TBS Topics


「レバ刺し」からひらめいた!? 

まるで本物のような臓器を作っているのは、「コトブキメディカル」という埼玉県の会社。医師が手術の練習に使うための"模擬臓器"を作る企業です。

模擬臓器模擬臓器

模擬臓器の素材にはこんにゃくが使われていて、血管入りや腫瘍入りなどの種類があり、医師の間で人気を集めています。

模擬臓器の素材にコンニャクが使われているのは、以前、レバ刺しが禁止になったときに登場した赤いコンニャクがきっかけ。

コトブキメディカルの摸擬臓器コトブキメディカルの摸擬臓器

「コンニャクなら、より内臓のような模擬臓器ができるのではないか」という発想から開発されました。

コンニャクの臓器が人気なのはなぜ?

コトブキメディカルのコンニャク製模擬臓器が医師から人気を集めている理由は、質感の良さ
コンニャクは人の体のような柔らかさをとてもリアルに再現できるうえに、水分を含んでいるので電気メスの研修にも使用できます。

電気メスの研修にも使用電気メスの研修にも使用

さらに「道具を使って熱を上げ下げする」というひと手間を加えることで、よりリアリティを出しています。

また、コンニャクなので低価格なのも魅力のひとつ。
従来のゴムのような樹脂製の模擬臓器は、高いものでひとつ数十万円ほどしますが、コンニャク製は数千円程度とリーズナブルです。そのため、大学での医学生のトレーニング教材としても使われています。

医学生のトレーニング教材としても使用医学生のトレーニング教材としても使用

コトブキメディカルの模擬臓器は、全国の病院に累計4900個を販売(※2020年11月放送時点)。さらに、2019年6月にはクラウドファンディングのサイト「ファンディーノ」を通じて1か月で8900万円の資金調達を成功させており、今後ますますコンニャク製臓器の広まりが期待できそうです。

 

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