照明一体型のプロジェクターとは
“照明一体型のプロジェクター”とは、シーリング照明の側面についたレンズから、映像を壁に投影することができる最新家電「ポップインアラジン」。

自分で撮影した写真や有料動画のほか、チューナーを接続すればテレビも視聴できます。

画質もキレイで、この1台で様々なエンタメをお部屋で楽しめる商品です。
なぜ照明とプロジェクターをひとつに?
従来の置き型プロジェクターは、たまにしか使わないのに置き場所を取ります。さらにケーブルのごちゃつきや、小さな子どもが倒してしまうなどの欠点がありました。
そこで設置場所として注目したのが、天井にある照明を取り付けるための「引掛シーリング」です。

引掛シーリングは、国のルールで「5kgまでのものをぶら下げることができ、必ず電源がとれる仕組み」になっています。これを利用して天井に取り付ければ、置き場所を考える必要はありません。
当初は、引掛シーリングに通常のコンセントを取り付け、小型テレビをそのままぶら下げてみたものの、画面が小さすぎて見えづらく失敗。試行錯誤を繰り返しながら最終的に考えついたのが、シーリング照明・プロジェクター・スピーカーを一体化するアイデアでした。

引掛シーリングにぶら下げられるギリギリの4.9kgの重さを実現し、2018年に完成しました。
ポップインアラジンを開発したのは「ポップイン株式会社」。クラウドファンディングサイト「マクアケ」を通じ、約7800万円もの資金調達に成功しました。
日本ではどの家にも備わっている引掛シーリングを利用していることもあり、ポップインアラジンは今後さらに広がっていきそうです。
がっちりマンデー!!
日曜あさ7:30~