8月23日(日)に国立競技場で行われ、TBSで生中継した『ゴールデングランプリ陸上』。新型コロナウイルスの影響で無観客試合となったこの大会の中継で、選手たちの熱き戦いをお届けした一方で、Web会議システム「Cisco Webex Meetings」を使いバーチャル応援を実施。自宅で応援する選手の家族やファンの様子をバーチャルで映し出した。
このバーチャル応援企画が、このたび「スポーテルアワード2020」でイノベーション賞を受賞した。
毎年モナコで開催される「スポーテルアワード」。世界のスポーツビジネス業界のリーダーやメディアで活躍している人々が集まる国際スポーツ映像見本市だ。TBSテレビは、『ゴールデングランプリ陸上』のバーチャル応援企画を「Virtual Fans」のタイトルで出展。日本時間10月28日未明に行われた「スポーテルアワード2020」において、最終選考3作品の中からイノベーション賞に選ばれた。バーチャル最新テクノロジーを駆使したスポーツの新たな見せ方は、世界でも大きな評価を得ることが出来た。
TBSテレビの「スポーテルアワード」の受賞は、2007年世界陸上大阪大会の作品以来、13年ぶりとなる(※2007年世界陸上大阪大会はスローモーション部門で受賞)。
<プロデューサー・保坂龍之助コメント>
世界中のスポーツメディア映像や技術から表彰される栄えある賞をいただき、大変光栄です。無観客試合における新たな応援スタイルとして実施した「バーチャルファン」は、スポーツ局、編成局、営業局、メディアテクノロジー局、デザインセンターなどALL TBSで実現出来た企画です。今後も時代の変化に対応する新たな施策に挑戦してまいります。