国内売上No.1!「ザバス ミルクプロテイン」が売れているワケ

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「ザバス ミルクプロテイン」とは

明治の「ザバス ミルクプロテイン」は、タンパク質を手軽に摂取できるプロテイン飲料。身体を鍛えている人やダイエット中の人から、圧倒的な支持を得ています。

明治の「ザバス ミルクプロテイン」明治の「ザバス ミルクプロテイン」

ボトルタイプには「すっきりフルーティ」「ヨーグルト」「クリアストロベリー」「ココア」の4種類の味があり、国内売上げNo.1(※2020年9月放送時点)の人気商品です。
ここまで売れている理由は、その“飲みやすさ”にありました。

「飲みやすいミルクプロテイン」は誕生するまで大変だった!

ザバス ミルクプロテインは、タンパク質の持つ「2つの弱点」を克服することで、美味しくて飲みやすいミルクプロテインの開発に成功しました。

① “飲みづらさ”の克服

タンパク質の弱点の1つが、飲みづらさ。ミルクプロテインは、何も混ぜずにそのまま飲むと、タンパク質独特のもわっとした香りが強く飲みにくいという弱点がありました。

この弱点を克服したのが、「酸味」。

酸味を加えて爽やかに酸味を加えて爽やかに

プロスポーツのチームがミルクプロテインをオレンジジュースなどで割って飲んでいることからヒントを得て、果物などの爽やかな酸性の味を付けて、飲みやすくなるよう改良しました。

② “固まる”問題を克服

酸性の味を付けて飲みやすく改良したものの、タンパク質には「酸性にするとヨーグルトのように固まる」という特性があります。そのため、味付けを改良するとドリンク状にならないという問題点がありました。

この問題を解決したのは、プリンなどのお菓子作りの時に使う、硬さやなめらかさを調節する「トレハロース」という糖。 

トレハロースが加えてあるザバストレハロースが加えてあるザバス

普通の牛乳と酸性の液体を混ぜると、固まってしまいます。
しかし、トレハロースが加えてあるザバスは、酸性の液体を加えても固まりません。

ザバスはあの「明治」が開発

「ザバス ミルクプロテイン」を開発したのは、牛乳・ヨーグルトやお菓子のメーカーとして知られる(株)明治です。そもそもプロテインは、チーズ作りでできるホエイが材料。牛乳を製造している明治だからこそ作れた商品ともいえます。

実は、以前にもミルクプロテインの商品「スポーツミルク」を販売していた明治。

「スポーツミルク」「スポーツミルク」

タンパク質の「飲みづらい」という弱点を克服できなかったスポーツミルクは鳴かず飛ばずでしたが、飲みやすく改良した「ザバス ミルクプロテイン」は2015年の発売開始から売上げを伸ばし、累計販売本数は3億本、今や年間134億円(※2020年9月放送時点)という圧倒的な売上げを誇る人気商品となっています。

明治では、さらに飲みやすい味を求めて、新しいフレーバーを開発中です。


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