本場、讃岐と同じセルフオーダー制で、できたてのうどんを自由なスタイルで味わえる丸亀製麺。世界1,000店舗を超える全店舗で売上No.1はなんとハワイの店舗。うどんチェーン店の1位がハワイ?その謎に迫ります!
約1,000店舗の中で売上ランキング1位:ワイキキ店
丸亀製麺の店舗数は、国内816店舗+国外210店舗(13の国と地域)。全世界合計で1,026店舗もあります(※2019年3月末時点)。2000年の創業以来、多い年には3日に1店舗の割合で出店をしていったというから驚きです。
この1,000を超える店舗の中で、売上トップ10はというと、なんと7店舗が海外の店舗。その中でも、1位はハワイのワイキキ店。“常に50人以上が並んでいる”という噂も。

このワイキキ店、いったいなぜNo.1なのでしょうか?
ワイキキ店がNo.1の理由とは
ワイキキ店は丸亀製麺の海外1店舗目。そのため、あえて日本と同じスタイルをそのまま持ってきたとのこと。丸亀製麺といえば、各店舗でうどんを作るスタイルです。ワイキキ店でも日本と同じように、お店の中で現地スタッフが麺作りをしており、出汁も店内で煮出しています。

スタッフの制服まで日本と同じで、このスタイルが海外で評判。うどんを作っている工程を生で見られるライブ感と、日本の制服スタイルが清潔で好印象だそう。
また、ワイキキ店では、1日なんと平均およそ1,700人ものお客さんが訪れるそうです。その9割は外国人というから、海外での人気の高さがうかがえます。
人気の理由は「激安」!口コミサイトでもハワイで人気No.1
日本でも格安な丸亀製麺ですが、ハワイでは「激安」といわれています。観光地のワイキキでは、ランチの平均価格は約1,700円なのですが、現地の丸亀製麺の場合、かけうどんの並のお値段は418円。
ハワイでは超激安価格です。

ランチもディナーも値段が一緒であるということもあって、地元の方々にも大人気に。
そしてその人気ぶりは、Yelp(イェルプ)という口コミサイトでもレビュー数最多を獲得し(ハワイのレストラン部門)、5点満点の評価で4.5点を誇るほど。

「常に行列ができているほど人気」というのもうなずけますね。
家賃は日本の3倍以上?!それでも儲かるヒミツとは
気になるのが、高そうな家賃。ワイキキ店は人気観光地にあり、家賃は日本の3倍以上するそうです。
それでも赤字にならない理由は「天ぷら」にありました。海外において「天ぷら」は、寿司に並んで人気の和食メニュー。

丸亀製麺では1品100円台から食べられるということで大人気。日本の比にならないほど売れています。
さらに、スパムおむすびや190円のドリンクバーを導入したところ、コーラを片手にサイドメニューを食べるお客さんが続出!
ワイキキ店の平均客単価は、日本の平均客単価のおよそ2倍だそうです。

また、うどんは食べるのに時間もかからないので、家賃が高くても回転率と客単価の高さでワイキキ店は世界No.1店舗に。
丸亀製麺のワイキキ店が全店舗で売上No.1である理由は、あえて日本と同じスタイルを取っていることにありました!
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(TBS系列:日曜よる7時~)