元野球少年の宮沢氷魚がトランペットで目指す意外なこととは!?

公開: 更新: TBS Topics


TBSでは日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』を放送中。天才指揮者だったが、“ある事件”のせいで家族も音楽も失った主人公・夏目俊平(西島秀俊)と、そんな父親を拒絶し、音楽を嫌う娘・夏目響(芦田愛菜)が、地方オーケストラ・晴見フィルハーモニーを通して、失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていく、アパッシオナート(情熱的※)なヒューマンドラマだ。

今回は、晴見市役所に務める響の同僚で若きトランペッターの森大輝を演じる宮沢氷魚に、ドラマの魅力や宮沢の“アパッシオナート”を聞いた。

※【アパッシオナートとは】〈イタリア〉appassionato)音楽の発想標語の一つ。「熱情的に」「激しく」の意。(大辞林第4版より)

人一倍周りを思いやる、一生懸命なトランペッター

日曜劇場『さよならマエストロ』宮沢氷魚インタビュー日曜劇場『さよならマエストロ』宮沢氷魚インタビュー

――宮沢さんが演じる森大輝のキャラクターを教えてください。

市役所の観光課で働く大輝は、とてもポジティブな青年で、職場でも晴見フィルでも、とにかく全てを前向きに捉えて、みんなを元気にしていく人物です。多くの登場人物と関わっているせいか、物語を進めるきっかけが大輝の行動や言葉である場合が多いので、責任重大な役どころだと思います。

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――西島秀俊さん、芦田愛菜さんと共演された印象をお聞かせください。

西島さんはマエストロの役にピッタリという印象です。にじみ出ている優しさと真面目さが俊平にリンクするところがありますね。指揮をしている西島さんを見ると、僕たちも演奏をしていて楽しくなりますし、自然と僕たちから音を引き出してくれるような感覚になります。

芦田さんはとても堂々としていて、安心感があります。大輝は響に叱られたり、指示をされたりするシーンも多いのですが、僕は芦田さんのどっしりとした演技に乗らせていただいています(笑)。時にはグサッと刺さるようなセリフも言われるのですが、そういうツッコミもとても面白くて。観ている方々も楽しんでいただければ嬉しいです。

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――担当されるトランペットの演奏はいかがでしょうか?

学生時代にトロンボーンの経験はあったのですが、トランペットは全く違いました(苦笑)。トランペットのマウスピースは予想以上に小さく、まずはそこに空気を通して音を出すことに苦戦しました。音が出るようになったら、今度は高音が出なくなったり、低音が出なくなったり。クランクインの2か月半前ぐらいから指導の先生に教わって練習をしています。

ただ、演奏とともに森大輝というキャラクターも考えなくてはならないので、“うまく吹こう”という意識を一度捨て、大輝らしく一生懸命に楽しく吹くことを意識しています。

みんなでオーケストラとして音を合わせる日はとても緊張しました。それぞれがたくさん練習してきたというのが初日に伝わってきて。控室でも「この曲難しいよね」「どういうふうに練習してる?」など、いつも楽器のことを話しています。撮影のたびにチーム力が上がっています。

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――宮沢さんの思う本作の注目ポイントを教えてください。

大輝が、観光課の上司で晴見フィルハーモニー団長でもある古谷悟史(玉山鉄二)と絡むシーンが個人的にとても好きで。俊平を誘っておじいちゃん(小村二朗/西田敏行)のお店「うたカフェ二朗」へよく行くのですが、そのシーンもたいてい古谷が隣にいます。玉山さんがかなりコメディーに振ったお芝居をすることが多いので、そこに大輝が乗るお芝居が面白くて。ぜひ大輝と古谷のシーンにも注目してほしいです。

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――宮沢さんがプライベートでついつい熱くなってしまう“アパッシオナート”なものは?

野球少年だったので、いまでも球場へ行くと“アパッシオナート”します。観客席では、大声で応援団の皆さんと一緒に盛り上がるので、野球を観ている時間は本当にテンションが上がります。そういう意味ではトランペットは球場で馴染みのある楽器ですね。まだ、そんな余裕はありませんが、プロ野球チームの応援歌はクランクアップしたら練習しようと思っています。

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――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

このドラマは、家族の愛情であったり、友達同士の愛情であったり、自分への愛情だったり、いろいろな形の愛について考えるきっかけを与えてくれる作品です。

大輝は、俊平の成功も、俊平と自分の関係も、オーケストラとの時間も大事にしたいと思っています。また、同僚の響には親子関係を修復してほしい、響自身も喜ばせたいという気持ちもあります。そんな周りの幸せを願う大輝の思いを胸に、僕も毎日撮影していますので、皆さん大輝を観て、幸せな気持ちになっていただけたらいいなと思います。
 

宮沢の演じる大輝はその明るいキャラクターと屈託のない笑顔が魅力だ。彼の真っすぐな人間性が周囲の人の心をどう動かし、物語をどう展開させていくのか…。キーパーソンだけに今後も目が離せない。

■番組概要
[タイトル]
日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』
[放送日時]
毎週日曜よる9:00~9:54

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