山田勝己が海外で固有名称「Yamada」に!SASUKEの海外販売・グッズ担当者が感じた人気の高まり方

公開: 更新: TBS Topics


1997年からTBS系列で放送されている人気番組『SASUKE』。2028年ロサンゼルス五輪で『SASUKE』を基に考案された障害物レースが採用されることが決定し、話題となりました。

放送の枠を超えた『SASUKE』の広がりについて、各分野の担当者に裏話などをうかがいます(全4回)。今回は海外番販などを担当するグローバルビジネス局の川畑恵美子と、グッズを担当するTBSグロウディアの関野修平に話を聞きました。

『SASUKE』グッズはどうやって作っている?

ー『SASUKE』公式グッズは種類が豊富ですが、どうやって考えているのでしょう?

関野 グッズを製造するメーカー様などが集まる展示会やイベントに足を運んで調査しています。例えば、この3Dステッカーも、そのときに出会い思いついたものです。今回初めて山田勝已さんに協力いただき、ご本人を3Dスキャンして、フィギュアや立体ステッカーを作らせていただきました。

SASUKEグッズSASUKEグッズ

※山田勝已さんの立体ステッカー(中央)

『SASUKE』はスポーツ番組なので、グッズ展開にあたって、ドラマと比べるとどうしてもマンネリしてしまう部分があります。だから、毎年少しずつ変化を出すように意識しています。

ーCOIN PARKING DELIVERYさんとコラボしたオリジナルキャラクター“坂本さん”が誕生しました。

関野 そうですね。キャラクターがいるとグッズのバリエーションが広がるので、グッズの作り手としてもありがたいです。パーカーやロングTシャツなどもチャレンジしてみたいということで、今、オンエアに向けて急ピッチで作っています。

ー初開催された高校生向けの大会『SASUKE甲子園』のグッズも制作されたそうですね。

関野 『SASUKE甲子園』では、受注生産という形で出場する8校の名前が入ったTシャツやタオル、部活で使えるようなシューズケースなど、高校生向けに少しシフトしたグッズを作らせていただきました。今年の『SASUKE』は新しいものづくしで、嬉しい悲鳴をあげています。

ーロサンゼルス五輪の実施競技として、『SASUKE』を基に考案された障害物レースを新たに加えた近代五種が採用されましたが、グッズの売上にも影響していますか?

関野 売上だけでなく、各企業様やグッズを製造するメーカー様などから『SASUKE』というコンテンツに興味と期待を持っていただいているように感じます。いろいろなお声がけをいただいているので、来年以降も新しい展開が生まれるのかなと期待しています。

海外における『SASUKE』レジェンドの知名度の高さに驚き

ー『SASUKE』は『NINJA WARRIOR』として海外でも放送されています。

川畑 そうですね。例えば、アメリカでは2009年から全国区で放送されていて、シーズン15まで続く大ヒット番組となっています。エンタメの世界は何でもそうですが、アメリカでヒットすると世界展開しやすい傾向があります。実際に、この十数年の間にドイツ、ポーランド、イギリスなど世界160以上の国と地域に広がっています。

グローバルビジネス部では、『SASUKE』(NINJA WARRIOR)を北米やヨーロッパのテレビ局や制作会社に営業し、販売する仕事をしています。これまで諸先輩方が築いてきた実績に甘んじることなく、さらに販路を広げていくことが目標です。

ーそれぞれ、どんなときに『SASUKE』の人気ぶりを感じますか?

関野 『SASUKE』のグッズは、収録現場の緑山スタジオに来場される出演者の方や応援のご家族、観覧のお客様に向けて、会場物販するために作られ始めました。今でも放送日ではなく、収録日に間に合わせて作っています。それが、今では一般的にグッズを販売させていただけるようになったので、やはり年々人気が高まっているなと感じます。

川畑 私は海外のテレビ局のディレクターとメールでやり取りしているときに、「Yamada(山田勝己さん)」や「Urushihara(漆原裕治さん)」といった、『SASUKE』出演者の固有名詞が普通名詞のように使われていることに驚きました。

また、今回は海外からの挑戦者が出場されるのですが、「聖地・緑山にレジェンドと出られて嬉しい」と話していました。皆さん、日本へのリスペクトがすごいです。

関野 山田さんや漆原さんは、『SASUKE』に欠かせない選手の一人ですよね。毎年、レジェンドの皆さんを入れたTシャツを作らせていただいているのですが、皆さん「ここに自分も入れてもらってありがとうございます」と言ってくれて、本当に協力的です。商品化が成立するくらい知名度が高いのは、究極の一般人だなと思います。

※レジェンドTシャツを着用(右)

川畑 こんなにもTBSの『NINJA WARRIOR』が世界の共通言語になっているとは知りませんでした。「TBS」というよりも、「『NINJA WARRIOR』をやっているテレビ局です」と言った方が認知されていることが衝撃です。各国に汎用できる強いメッセージ性を持ったIPを持っているのは、すごいことだというのがよくわかります。

ーなぜここまで人気が広がったと思いますか?

川畑 おそらく『SASUKE』のスポーツ的な要素だけじゃなく、リアリティがあるからではないでしょうか。失敗したらそこで終了ですし、やっていることがわかりやすいので、各国の文化や言語の違いを超えて受け入れられるんだろうなと感じます。

各国でスター選手も生まれているし、『NINJA WARRIOR』を見て育った子どもたちが大きくなって挑戦する人もいます。若い世代にリーチし続けるってすごく大事なことだと思います。

関野 国内での人気の広がり方は、YouTube施策も大きいと思います。ここ数年は年に一度の放送ですが、公式YouTubeチャンネルで過去の大会の動画や今年出場する挑戦者の方の動画が公開されています。若い世代はYouTubeを見る人が多いので、リーチしやすいのではないでしょうか。

■完全版:
TBS INNOVATION LAND 記事にて

 

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