約3万年前の「ヴィーナス像」の姿に衝撃…

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いまだ謎の多い、氷河期時代のヴィーナス像に注目

約100年前、オーストリアの「ヴァッハウ渓谷」にある小さな村・ヴィレンドルフで、発掘されたものがあります。

それは「ヴィレンドルフのヴィーナス像」。約3万年前の氷河期時代に作られたものと考えられており、いまや世界史の教科書にも載るほど有名なものです。

「ヴィレンドルフのヴィーナス像」「ヴィレンドルフのヴィーナス像」

その高さは11センチメートルほどで、ふくよかな女性のようなシルエットをしていることから、“子沢山への祈りが込められているのでは?”とも考えられています

現在は「ウィーン自然史博物館」に展示されているこちらの像ですが、近年の研究によって、材料に使われた石はヴァッハウ渓谷には存在しないものだったと分かっています。

現在は「ウィーン自然史博物館」に展示されている現在は「ウィーン自然史博物館」に展示されている

現状だと、候補地は二つまで絞られているそう。また、像を作るために使われたという石器は見つかっているものの、作られた場所までは分かっていないそうです。

そんなヴィレンドルフのヴィーナス像が見つかったヴァッハウ渓谷ですが、先史時代から続く人・物・文化の交流が認められ、2000年に「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」として世界遺産へと登録されました。

2000年に「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」として世界遺産へと登録2000年に「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」として世界遺産へと登録

かつてはヨーロッパの交易ルートの要所でもあり、古城群など、多くの魅力が残る場所です。

TBSで毎週日曜よる6時から放送中の『世界遺産』では、このほかにも世界に登録されている文化遺産、自然遺産などの貴重な映像が見られます。

世界遺産

日曜よる6:00~

 

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