アツアツ展開から衝撃の別れ!?『マイハル』プロデューサーと振り返る、佐弥子と拓の過去と未来

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ついに最終回を迎える火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)。本作は、学歴もお金もない社会人の主人公・白玉佐弥子(広瀬アリス)が、道枝駿佑(なにわ男子)演じる大学生・小笠原拓の一言をきっかけに30歳にして大学に入学。令和の大学生たちにもまれながら恋に勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディだ。

今回は佐弥子が運命の人・拓と交際することになった第6話から第9話までを、塩村香里プロデューサーの言葉を交えながら、振り返ろう。最終回に向けて見どころも教えてもらった。

ドッキドキの告白からのカップル誕生の瞬間!でもラブコメ要素は忘れない

佐弥子と拓、2人の想いがあふれ、一夜をともにしてしまったところを、沢島真凛(飯沼愛)に見つかった第5話ラスト。まだ拓と正式に付き合っているわけではない佐弥子はバタバタもだえるばかり。一方、拓も大人の女性との付き合い方がわからない有様。そんななか桂山キイナ(伊原六花)の機転で2人だけで話し合うことに。そこで「俺やっぱ無理だわ」という拓を見て、やっぱり…という表情で、「ごめんね、私、空気とか全然読めないからさ」と強がる佐弥子。

しかし、「つうか、空気って何? 空気は読むもんじゃなくて、吸うもんでしょ!」と、いつも冷静だったのに、思わずジタバタする拓。そして大きく深呼吸すると「佐弥子さん、俺の彼女になってよ!」…いつものヘタレ・拓が、ついにキメた! ボケ~っとした表情から一転、今にも泣き出しそうな笑顔を浮かべ、「はい!」と答える佐弥子。その返事に「やったー!」と子どものように喜ぶ拓。そして2人のキスシーンを、スッカこと浅田澄香(箭内夢菜)が双眼鏡で目撃するのだった…。

グッとくる瞬間にもかかわらず、なぜかクスッと笑える告白シーン。キュンキュンだけで終わらない、あえて“落ち”をつけているところが『マイハル』の持ち味ともいえる。塩村プロデューサーは「あくまで、『マイハル』は青春ラブコメであることを念頭に置いて描いてきました。単なる年上女子と年下男子のラブストーリーでは終わらないということを意識して、脚本の北川亜矢子さんには描いてもらっています」と明かしてくれた。

佐弥子と拓佐弥子と拓

実は全然クールじゃなかった!佐弥子のおかげで本当の自分を取り戻した拓

晴れて付き合うことになった佐弥子と拓。拓と電話したまま寝落ちした佐弥子の寝息を聞きながら、拓は電話を切らずに、ずっと聴いていたり。何かあるたび、「トゥンク」と胸をときめかす佐弥子だったり。サグラダファミリ家にある恋愛禁止ルールにより、拓はシェアハウスを出ていったが、相変わらずアツアツ&ラブラブな世界を作り上げる2人。
ちなみに、サグラダファミリ家のメンバー、田上寛太(濱尾ノリタカ)とスッカにも恋の気配が忍び寄っている。勘の鋭い峯島龍之介(水沢林太郎)から「恋愛弱者」と呼ばれるほど鈍感な寛太はどう動くのか? 

ある日、佐弥子は家事代行のバイト先で、ある建築家と出会う。拓の父・真保誠(石丸幹二)だった。巨匠として世界で活躍する建築家の真保だが、実は拓は真保の愛人の子。母親が亡くなった後、真保の家に拓は引き取られていたのだ。

真保誠と佐弥子真保誠と佐弥子

拓が真保のことを「世界一嫌い」と言っていた理由は、自分を“仕方なく”引き取った、自分は父から愛されていないと思い込んでいるからだと知った佐弥子。しかし日向祥吾(安藤政信)から、真保は拓のことを決して疎んじていないということを聞かされる。父と息子はお互い不器用なため、すれ違っているだけなのだ。

佐弥子は真保に招かれたレセプションパーティーに拓を誘い、拓と父親の関係を修復しようと画策。だが、会場で拓と真保は大げんかをしてしまう。そのもようにイチイチ心のツッコミを入れる佐弥子(笑)。その後、「すっげぇ、すっきりした。生まれて初めてオヤジに言いたかったこと言えた。佐弥子さんのおかげだよ」と、佐弥子のお膳立ての甲斐あって、少しだけ親子は距離を縮めたようだ。

「拓は当初、謎の大学生として描かれていましたが、裏設定として、実は複雑な家庭環境で育った過去があります。だけど、本当は年相応の男の子。佐弥子と付き合う前までは、暗い生い立ちを抱え、本当の自分を隠して生きてきたわけですが、佐弥子のおかげで拓は素を取り戻すことができたんです」(塩村プロデューサー)。

拓と日向拓と日向

「ぜってぇ別れてやらねえからな」と拓が遠距離恋愛宣言!

まもなく、スイスの有名な建築事務所からスカウトされた拓。建築家を目指す拓にとっては、千載一遇のチャンスだ。だが、佐弥子には言えずにいた。

佐弥子も就職する頃には35歳。いよいよ子どもを持つ人生か、持たない人生か迷い始める年齢に差し掛かる。「結婚」という言葉を意識し始めていた。

拓もまた、佐弥子の家族との温かい触れ合いを通して結婚を意識していた。「ねぇ、佐弥子さん、俺の家族になってよ。俺、佐弥子さんと家族になりたい。いつか一人前になったら、あらためて挨拶に行くよ」――まさにプロポーズ宣言! 拓は佐弥子と離れたくない一心で、スイスからのオファーを正式に断ったのだ。

しかし、佐弥子は日向から、拓がスカウトされていたことを聞かされる。拓の才能を埋もれさせたくない――好きだからこそ、それが痛いほどわかる。拓の足かせになりたくない佐弥子は、拓に「別れよっか」と笑顔で告げるのだった。

それでもスイスへ行くつもりはないという拓に、「情けないこと言ってんじゃないよ!」と叫ぶ佐弥子。「スイスでもどこへでも行って、とっとと結果出してこい!イィーーー!」と活を入れる。この言葉で拓もついに覚悟を決める。ちなみに…このときの佐弥子の顔は拓も言っていたが、「スゴい顔」だった…(もう一度観たい方はぜひ配信で)。

佐弥子の言葉を受け、「スイス、行くことにしたから。だから、俺と遠距離恋愛してください。言っとくけど、ぜってぇ別れてやらねぇからな」という拓に飛びつく佐弥子。「よく言った! それでこそ私が惚れた男だ」という佐弥子をおんぶしてはしゃぐ拓だった。まさに順風満帆。2人の未来に幸あれ!のはずだったが…。

まさかの別れ…かつて憧れた人からの告白

こっそり佐弥子へのプレゼントを用意していた拓だが、キイナに見つかってしまう。それが指輪だと知ったキイナは、「だったら、ちゃんとプロポーズをしなよ」とピシャリ。「2年経ったら、佐弥子さんは35歳になるんだよ。拓を待っている間に、佐弥子さん、いろんなことをあきらめなきゃいけなくなるかもしれないんだよ」。このとき拓はあらためて、歳の差恋愛の現実を思い知らされる。

スイスに行く前日のこと。拓とのランチデートの前に、キイナから事情を聞いた龍之介が佐弥子に指輪のことをほのめかす。気合い万全でデートに臨み、てっきり拓からプロポーズされるものと思っていた佐弥子。だが、拓の口から出たのは「俺たち、別れよ」という想定外すぎる言葉だった。

建築をやるために大学に入学した佐弥子の将来を縛りたくない。それが拓の本当の想い。翌日、空港から飛び立つ直前、裸足で駆け付けた佐弥子は、「頑張れ、拓! 世界中の誰よりも応援してっから。バイバイ!!」とエールを送る。その言葉に振り返りもせず、拓はゲートに向かって歩いていく。その直後、「頑張ったよね?」と大泣きする佐弥子をサグラダファミリ家のメンバーは温かく抱きしめる。拓も人知れず涙を流し、スイスへと旅立ったのだった。

拓を見送るサグラダファミリ家のメンバー拓を見送るサグラダファミリ家のメンバー

1年半後。佐弥子は大学4年生になっていた。就職活動で不採用が続く佐弥子を慰めるのは、もっぱら日向の役目となっていた。なんとか内定をもらえた佐弥子は日向から「俺と付き合ってもらえないかな」と告白される。「佐弥子ちゃんが、これまで過ごしてきた時間の全部を、俺は愛おしいと思ってる。ここから先の時間は、側にいさせてもらえないかな」。まさに大人ならではの告白!

日向と佐弥子日向と佐弥子

以前は日向のことが好きだった佐弥子だが、まだ心の整理がつかずにいた。拓のことが、いまだ忘れられないのだ。それは、拓が史上最年少で建築のコンペを勝ち取ったと聞かされたときの表情からもわかる。

出張でイギリスへ行く日向を見送りに行った空港で、佐弥子は日向に抱きしめられる。抱きしめる前、一言ことわってから抱きしめるのが、日向らしい優しさだ。佐弥子は日向の背中に手を回そうとするが、その直前、日向は離れ、ゲートへと向かっていった。日向の姿が見えなくなり、踵を返すと、そこには拓の姿が…!

クライマックス!佐弥子が選んだ“自分の歩きたい道”とは?

波乱の連続で、佐弥子のように心の整理が追いつかない人も多いのでは? 最後に塩村プロデューサーに最終回の見どころを教えてもらって、佐弥子が選ぶ道を見守ろう。

「想いが通じ合うまで時間がかかった2人なので、再会したからといって、そう簡単にもとの関係には戻らないのでは…と思っています。学び直したいという高い志を持って大学に入り、再び社会に出ていくとき、佐弥子がどういう選択をするのか。これは私たちが最後に描かなければならないことだと思っています。佐弥子が大学4年間で、どう成長し、卒業していくのか。そこに拓がどう関わっていくのか。“TBSの火ドラ”らしいステキな最後に向かっていきたいのですが…そこはラブコメ作品なので、佐弥子と拓らしいラストを用意できたと思っています。ぜひ、お楽しみに」。

最終話。卒業間近の佐弥子は、自分らしい幸せをつかむことはできるのか? 

■番組概要
[タイトル]
火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』
[放送日時]
毎週火曜よる10時~10時57分

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