実は「ママチャリ」は日本で生まれた自転車だって知ってた?

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時代の流れで生まれたママチャリ

実は、日本の独自商品である「ママチャリ」。アメリカや中国では販売してはいませんが、国内での自転車の購入割合は約7割を占めることから、業界のドル箱として注目を集めています。

実は、日本の独自商品である「ママチャリ」実は、日本の独自商品である「ママチャリ」

ママチャリが生まれたのには、時代背景が関係しています。1950年代半ば頃、それまで順調だった自転車の売上げが、自動車やオートバイの普及によって伸び悩み出したそうです。

そのとき業界が目を付けたのが“女性用の自転車”。当時、自転車を持っている女性は非常に少なかったこともあって、その市場の開拓に踏み切りました。

従来品を女性でも乗りやすいよう改良従来品を女性でも乗りやすいよう改良

スカートでも乗れるようにフレーム位置を変えたり、サドルの位置を下げたり、前カゴをつけるなどし、従来品を女性でも乗りやすいよう改良。加えて、“自転車を嫁入り道具に使ってもらう”という作戦を打ち出しました。

その結果、日本の約54%が自転車を花嫁道具に。さらにその後、スーパーマーケットが広まったことで、買い物の足としてママチャリが活躍するようになります。

買い物の足としてママチャリが活躍するように買い物の足としてママチャリが活躍するように

そんなママチャリですが、お手軽なのに多機能で丈夫な点が評価され、10年ほど前からアフリカやロンドンでも「mamachari」という名前で大人気だそうです(※2023年3月放送時)

進化をしたママチャリのイマ

業界の人によれば、令和の現在になって第二進化を遂げ出したという「ママチャリ」。

たとえば「ギュット」というママチャリは、「パナソニックサイクルテック株式会社」のママさんチームによって作られた自転車です。

第二進化を遂げたママチャリ「ギュット」第二進化を遂げたママチャリ「ギュット」

こちらはなんと、社内のママさんたちが『本当にママたちが乗りたい自転車』について社長に直談判した結果、結成したチームから生まれたといいます。

これまでの自転車と大きく違うのが、タイヤの大きさ。26インチのタイヤを20インチに変えたことで、子どもを乗せた自転車でも立てやすくなっています。

業界の常識を覆して大ヒット業界の常識を覆して大ヒット

そのほかにも現代のママさんのニーズを詰め込んだギュットは、“タイヤの小さい自転車は売れない…”といった業界の常識を覆して大ヒット。進化を続けるママチャリですが、より便利なものがこれからも誕生していきそうな予感です。

TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。

 

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