世界的スパークリングワイン「プロセッコ」を育む世界遺産

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イタリアを代表する銘柄「プロセッコ」

イタリアが誇るスパークリングワイン、「プロセッコ」。年間生産量1億本を超える世界的銘柄として知られています。

スパークリングワイン「プロセッコ」スパークリングワイン「プロセッコ」

そのプロセッコを作るブドウ畑が、アルプス山脈の麓にあるイタリア北部の街・コネリアーノとヴァルドッビアーデネにあります。

こちらでは、アルプス由来のミネラルが豊富な土壌や、寒暖差のある気候が良質なブドウを育んでいます。

プロセッコを作るブドウプロセッコを作るブドウ

 

1億超本のワインを作るブドウは、一つ一つ手摘み…!

実は、プロセッコを作るブドウの畑は尾根上に続く丘の急斜面に作られています。農耕には不向きとされた土地でしたが、人が開墾してブドウ畑を築いてきました。
驚くことに、畑の高低差は約500m。傾斜は最も急なところで72度にもなり、断崖絶壁といっても過言ではありません。

ブドウ畑の高低差は約500mブドウ畑の高低差は約500m

山がちの地形のため、一軒ごとの畑はとても小規模。大きな機械が入れないため、収穫は一つ一つ手で摘み取ります。

平地の約5倍もの労力がかかるといわれる、傾斜地での作業。収穫は家族総出で一週間程もかけて行う重労働です。

収穫は、一つ一つ手で摘み取り収穫は、一つ一つ手で摘み取り

このような、複雑に入り組んだ丘陵地帯をブドウ畑が覆い尽くす景観は、世界でも珍しいもの。

美しい風景を眺めながらプロセッコを試飲して回る、ワインツーリズムの人気エリアにもなっています。

2019年、世界遺産に登録2019年、世界遺産に登録

“急斜面に続くブドウ畑は人が作った絶景”として「コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘」は2019年、世界遺産に登録されました。苦労して築かれたブドウ畑が、世界に誇るワインを生み出しました。

TBSで毎週日曜よる6時から放送中の『世界遺産』では、このほかにも世界に登録されている文化遺産、自然遺産などの貴重な映像が見られます。

世界遺産

日曜よる6:00~

 

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