フランス人を惹きつける“日本のパン”
世界最高峰のパン屋さんが集まる街、フランスのパリ。街には約33000軒ものパンのお店があるそうです。
その中でも、話題になっているというお店の一つが「アキ・ブーランジェ」。なんと、フランスにありながら日本のパン専門店だというから驚きです。

お店には、あんぱんなどの定番のものから、変わり種のメロンパンバーガーなどが揃っています。

お店の人いわく、オープンした当初は、お客さんは少なかったそう。しかし漫画・映画・アニメなどの影響から日本の文化に興味を持つ人が徐々に増えていき、それがキッカケで日本のパンの評判は広がっていったといいます。

実はフランスでは、日本の漫画は広く読まれていて人気だとか。お店には現在、フランス人を中心に多くのヨーロッパの人たちが訪れているそうです。
日本のパンの美味しさについて、お店を訪れる人は“柔らかさ”に魅力があると口々に話します。
人気店の店長が語る、日本のパンの魅力
フランスでの日本のパンの人気について、“日本式サンドイッチ”専門店「弟(OTOTO)」の店長は、「日本のパンは皮が柔らかくて、甘みがあるところが人気なのだと思う。(フランス人が普段食べる)バケットは硬い皮で覆われている。フランス人は自分が食べた事のないものにすごく興味を持つのもあって、日本のパンの美味しさに気づいた人は多いと思う」と話します。

ちなみに「弟(OTOTO)」は、ファッション雑誌「VOGUE」のフランス版にも紹介されたことがある大注目のお店。
こちらで売られている日本の食パンで作ったサンドイッチは人気で、店内にはたくさんの若者たちの姿があります。

美食の国でもあるフランスで、日本のパンがこのように注目を浴びていたとは驚きですね。今後も様々な場所で、日本のパンが広まっていくと良いですね!
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