テレビやラジオに多くのレギュラー番組を抱え、日本フェンシング協会の会長や北海道日本ハムファイターズの臨時コーチも務めるタレント・武井壮さん。知られざる、その仕事の裏側にフォーカスします。
“武井壮”というキャラ
① 身体を鍛え続けるワケ
武井さんの日課は、SNSにも投稿している「トレーニング」。これを毎日欠かさず行うのには、実は理由があるそう。

立場上、アスリートと共演することが多いという武井さん。その中で“お互いにリスペクトを持てる”ことを大事にしているといいます。
本人曰く、身体を鍛え続けることで、アスリートたちと共感を得ることができるとのこと。それによって信頼をしてもらったり、打ち明けてもらえる話があると考えているそうです。

ちなみにいつも短パンを穿いているのも、ふくらはぎを見てもらうことで、しっかりと鍛えていることをアスリートたちに知ってもらうためだとか。
② 1日1時間は、知らないことを必ず勉強
武井さんは毎日1時間、知らないことや、その日 自分が関わって知識がなかったことを、調べたり勉強したりする時間を必ず設けているそうです。

デビューしてから約10年、毎日行っていることで、おおよそ3650時間は勉強しているとか。調べる内容自体は“何でもいい”とのことで、これによってトーク番組での話の幅が明らかに違うといいます。
情報番組のコメンテーターや番組MCなども務める武井さんですが、お笑いキャラでデビューした当初から、現在のようなマルチな活動を目指していたそうです。

「面白くてもテレビに出られない人は山ほどいる。面白いだけではダメ」「“面白くて映画にすごい詳しい”のような、面白い(お喋り上手)かける 何か が必要」という独自理論を持っていたそう。
それがあることで、24時間全部の番組に出られる可能性が高いと考えていたとのことです。
“武井壮”にとって仕事とは
いまや日本の殆どの人が知るタレントになった武井さんですが、自分自身の仕事については「僕の仕事はテレビに出ることではない。(テレビに)出ることによってたくさんの人に番組と広告を見てもらう、“広く告げる仕事”」だと語ります。

自分の知名度を上げることが、周りのビジネスを広げることや、視聴者を満足させることにつながると考えているそうです。
次々と舞い込む仕事で多忙な日々を過ごす中、プライベートで打ち込むゴルフでは、シニアツアー(50歳~)への出場を目標にしているとのこと。

番組の最後に武井さんは、「仕事の現場は、自分が準備してきたチカラを試す最高のエンターテインメントの場。それはどんな仕事でも同じだと思う。それ(仕事)以外の自分を磨いているところが、僕の唯一のお仕事」と話してくれました。

仕事にかける真摯さと熱い思いを胸に、百獣の王・武井壮さんの挑戦はこれからも続きます!
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