プロバスケチームも運営する「DeNA」の、お客さんを“狙い撃ち”して増やす戦略がスゴイ

公開: 更新: TBS Topics


お客さんのターゲットは“小学生”!?

プロ野球チーム・ベイスターズを運営するDeNAは、男子プロバスケBリーグ所属の「川崎ブレイブサンダース」も運営。しかもお客さんのターゲットは、小学生のお子さんがいるファミリー層だといいます。

川崎ブレイブサンダース川崎ブレイブサンダース

川崎市は、20代の人口が多い若い街。さらに川崎市がある神奈川県は、バスケ漫画の舞台にもなる“バスケの聖地”であり、もともとポテンシャルがある地域なのだとか。

そこでDeNAは、ブレイブサンダースへの興味を持ち試合に足を運んでもらえるよう、川崎の中でも特に若いファミリー層の多い武蔵小杉駅に広告を展開。駅から徒歩3分の場所には、無料のバスケットボールコートを設置しました。

無料のバスケットゴールコートを設置無料のバスケットゴールコートを設置

コートの利用者の中には「夫がチラシを持ってきて、バスケットボールコートに行ってみようかなと思った」と話す人も。

試合会場では、一度来たお子さんにリピーターになってもらえるよう、様々な工夫を実施。炎を使ったド派手なオープニングや、お子さんのフリースロー挑戦などを開催しています。

炎を使ったド派手なオープニング炎を使ったド派手なオープニング

 

“地域で一番のお得意さん”を狙い撃つ戦略でガッチリ

実は4年ほど前は、ブレイブサンダースの観客席はガラガラだったそう。現在は熱心なファンも多く、“ほぼ毎試合来ている”という家族連れも。

毎試合お客さんがいっぱいで、2019~20シーズンには、1試合の平均観客数は約4700人・Bリーグトップクラスになっています。

1試合の平均観客数はBリーグトップクラス1試合の平均観客数はBリーグトップクラス

また、チームのYouTubeチャンネルでは“漫画の技に選手が挑戦する”コンテンツを提供。Bリーグ・Jリーグをあわせた中でも1位の登録者数(約9.8万人)を誇り、人気を獲得しています。

DeNAは「地域で一番のお得意さんを見つけ出し、狙い撃つ」というノウハウを活かして、ブレイブサンダースを運営。運営に携わってからわずか3年で売り上げを伸ばし、2020~21年では年間約11億円に達しています。

 

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