長崎県雲仙市の観光名所である、「雲仙地獄」。この場所で新たに誕生した“地獄”があるといいます。
アスファルトの下から誕生した“地獄”
雲仙地獄の“地獄”とは、岩場のあちらこちらから硫黄の香りが漂い、蒸気がもうもうと立ち上るさまを表現したもの。(※蒸気の量は日によって変わります)
地獄は30ほどの数があり、特に話題になっているのが「いぶき地獄」です。

なんとこちらの場所、元々は駐車場だったそう。
2018年にそのアスファルトの下から蒸気が噴出したことをきっかけに観光用に整備。2021年11月に名前が発表された“世界一新しい地獄”です。(※2021年12月放送時)
そんな雲仙地獄には、地獄のエネルギーを体感できるスポットがいくつかあり、その一つが無料で体験できる「足蒸し」です。

足を置くことで、体の芯からじわじわと地熱や蒸気の温かさを感じることができます。
ほかにも、“地獄の蒸気”で蒸した「温泉たまご」もあります。

その味わいは、黄身はしっとりとした食感で、塩をつけなくても十分美味。
ちなみに、こちらの温泉たまごは「1個食べれば5年長生き、2個食べれば10年長生き、3個食べれば死ぬまで長生き」といわれているそうです。
極楽気分が味わえる“地獄の温泉”
実は雲仙地獄は、「雲仙温泉」にあります。
活火山・雲仙岳の自然の力を感じられるこちらの場所には、日帰り温泉も。なかでも注目なのが、江戸時代に開湯したという「小地獄(こじごく)温泉館」。

かつて、吉田松陰も訪れたという名湯です。
湯治場としての面影を残す木造建築は、秘湯の雰囲気満点。源泉かけ流しの湯につかれば、極楽気分を満喫できます。

“地獄のエネルギー”を体感できるスポット、是非訪れてみたいですね。
スポット情報
小地獄温泉館
長崎県雲仙市小浜町雲仙500-1
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