太古の貴重な原生林が残る世界遺産「屋久島」(鹿児島県)には、知られざる名産がありました。
① 日本一早い新物のお茶「屋久島茶」
実は、“日本で一番早く新茶が採れる”という屋久島。
その「屋久島茶」は、深みのある旨味があり、渋み・苦味も丁度良くいただけます。

お茶は、豊富な水と年間平均気温20度の温暖な気候をいかして栽培され、3月頃から収穫が始まるとのこと。

冬には雪が山頂を覆うほどの寒暖差になるといい、それがお茶の旨味を高めるそうです。
② 甘め出汁が美味しい「屋久島うどん」
屋久島でいただけるのが「屋久島うどん」。昆布・シイタケ・サバ節から取った“甘めの合わせ出汁”が特徴です。

うどんにのっているのは、島の名物「つきあげ」。トビウオのすり身を揚げたものです。
ちなみに屋久島では料理を作るとき、流し台に熱湯を直接流しません。うどんの茹で汁などは、一度ボウルに注ぎ、水を加えて冷ましてから流す習慣があるといいます。

これは、“台所にいらっしゃる水神様を、火傷などで傷つけないように”との考えから生まれたもの。
屋久島の人々は、自然を支える水の神様を大切にしてきました。ほかに、川を渡るときに水の神様に挨拶する習慣もあるそうです。
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