2022年1月期に火曜ドラマ枠で放送される新ドラマ『ファイトソング』のポスタービジュアルの撮影現場を紹介する。
本作は空手選手の夢を絶たれ、人生どん底の木皿花枝(清原果耶)と、一発屋でクビ寸前の変人ミュージシャン芦田春樹(間宮祥太朗)、そしてチャラいがずっと花枝に片想いを続けている幼馴染の夏川慎吾(菊池風磨)、3人の恋と成長を描いたヒューマンラブコメディ。空手の試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者・芦田と運命の出会いを果たした花枝は、ひょんなことから2人で手を組み「嘘だけど本気の恋愛」にチャレンジすることに。やがて慎吾も巻き込み、不器用でじれったい三角関係が展開していく。
笑顔があふれるポスタービジュアル撮影
清原のメインポスターの撮影は、右手を口元にかざしたポーズからスタート。「手のひらが見えるように」「少し右ひじをあげて」「もう少し首をかしげて」とカメラマンから細かいオーダーを受ける清原。だが、笑顔でのカットを撮り続けているうち、本気で笑ってしまう場面も。セットチェンジして階段風のセットに腰を掛けたカットも撮影。ポスターではメガホンを持っているが、合成するために清原が持っていたのは紙コップ。カメラマンから「声を出している感じで」とオーダーを受けると、清原は「うわぁ~!」と実際に声を出して表情作り。ずっと左手を上げているのは疲れるはずだが、そんな様子はまったく見せない。常に笑顔の清原に、現場は終始和やかムードだった。
続いては、間宮の撮影。指の形から、ひじの角度まで細かくスタッフから指示があり、撮影がスタート。「表情は柔らかい方がいいですか?」と、間宮が聞くと「少し冷たい感じでお願いします」と答えるスタッフ。「ちょっと不適な笑顔で」「けだるい表情で」という指示に少しずつ表情を変えていく。そんな中、「笑顔も撮ってみましょうか」とポスターでは使わないはずの表情を撮ることに。言われるがまま満点の笑みをこぼした間宮だったが、思わず「これ、何のための撮影ですか(笑)」とツッコみ、現場のスタッフを笑わせる一幕も。
菊池の撮影は、3人の中でもっとも多くのオーダーが飛ぶものとなった。笑顔から始まり、甘えた表情、すねた表情、ウインクしたり、カメラを見つめたり。そのたびに元気よく「はい!」と返事をする菊池。笑顔も少し口角を上げた微笑みから、大きく笑う姿までバリエーション豊かに。天真爛漫な慎吾を菊池は、さまざまな表情で表現。撮った写真をモニターで確認し、「どうですか?」とスタッフにたずねる場面も。「すごくいい」と絶賛される中、順調にカットを重ね、最後は「強い表情で」というカメラマンの指示を見事にキメ、撮影は終了した。

ポスター用の撮影をする際には1人ずつバラバラで撮ることも多いが、今回は清原、間宮、菊池3人同時の撮影も行った。3人がそろったのは、この日が初めてだったにもかかわらず、話が弾んで笑いの絶えない現場となった。そんな3人が劇中でどんな表情を見せるのか、楽しみにしていただきたい。
■番組概要
[タイトル]
火曜ドラマ『ファイトソング』
[放送日時]
2022年1月11日スタート 火曜よる10時