江戸時代、ペットに「ネズミ」が流行っていた?当時の人々が愛した動物たち

公開: 更新: TBS Topics


戦乱の世が終わり、平穏な時間が流れ始めた江戸時代には、既にペットが大流行していたといいます。ここでは、当時の人々が愛した動物たちを3つご紹介します。

① 江戸時代に流行ったペットは…「ネズミ」?

江戸時代においてネズミは、非常に主人になつきやすく、芸をする動物・かしこい動物として考えられていたそう。当時の人々を熱中させたことから、ネズミ飼育の入門書まで出版されていたといいます。

江戸時代のネズミ飼育の入門書江戸時代のネズミ飼育の入門書

ネズミの交配記録を記したものも残っており、変わり種として「豆ぶち」というネズミが紹介されています。それこそが、現代の「パンダマウス」のルーツとのこと。

パンダマウスパンダマウス

パンダマウスは、成長しても体重は約20~50gで、卵1個分より少し軽い程度。性格的にも大人しいそうです。こうしたネズミを見て、かわいいと思うのは、江戸時代となんら変わりないですね。

② 人々を強く惹き付けた「海外の鳥」たち

江戸時代、街ではインコや孔雀など、海外の珍しい鳥が飼育・公開されていたといいます。

江戸時代、海外の珍しい鳥が飼育・公開されていた江戸時代、海外の珍しい鳥が飼育・公開されていた

現在と比べて鳥を運ぶ難易度が高かったにもかかわらず、さまざまな種類のものを集めていたことから、相当強い興味関心が人々にあったと考えられます。

その中でも、北アメリカなどを繁殖地とする渡り鳥「アネハヅル」は、第11代将軍の徳川家斉に献上されたこともあるそうです。

アネハヅルアネハヅル

 

③ 幅広い人々を夢中にさせた「金魚」

殿様から庶民まで、みんなに人気だったという「金魚」。かつて大阪の大豪商「淀屋」では、甲子園球場ほどの広さがあるお屋敷の天井で、金魚を飼っていたそうです。

大阪の大豪商「淀屋」では、屋敷の天井で金魚を飼っていた大阪の大豪商「淀屋」では、屋敷の天井で金魚を飼っていた

※写真は、東京 日本橋アートアクアリウム美術館(現在はリニューアル移転のため閉館)

江戸時代の記録書「元正間記(げんしょうかんき)」には、その様子が記されており、金魚はもちろんのこと、淀屋の贅沢な暮らしぶりを知ることができます。

PICK UP