世界遺産にある「ワニが作った島」とは!?

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湿原の王者・ワニが作った緑の島

アメリカ・フロリダ半島にある世界遺産「エヴァグレーズ国立公園」には、亜熱帯にあるものでは北米最大の規模を誇る“大湿地帯”が広がっています。
この湿原の“王者”が、ワニの仲間・アリゲーター。大きなものになると体長4m以上にも成長するそうです。

湿原の王者・アリゲーター湿原の王者・アリゲーター

そんな彼らが生息する公園内の湿原には、“アリゲーターが作った島”があるといいます。

島が生まれるきっかけとなったのが、“産卵のための巣作りなどで掘った穴”です。アリゲーターは尾などを使って穴を掘り、掻き出した土を穴の周りに積み上げます。

巣作りなどで穴を掘る巣作りなどで穴を掘る

盛り土になった場所に、鳥が種を運び、やがて植物が芽生え…それが繰り返されるうち、樹木の茂るたくさんの島々が出来たそうです。

樹木が茂る島に樹木が茂る島に

 

島は、生き物の楽園に

現在、アリゲーターが作った島には歩道が渡され、内部を見ることができます。島の中には、フクロウなどが生息し、“生き物たちの楽園”になっています。

フクロウフクロウ

アリゲーターが作った島が点在するエヴァグレーズ国立公園は、“広大な湿地帯が育む、貴重な生態系”が評価され、1979年、世界遺産に登録されました。

アリゲーターが作った島々アリゲーターが作った島々

内陸から海まで続く公園には、アリゲーターのほかにも絶滅危惧種のフロリダパンサーや、珍獣マナティなどユニークな生き物が暮らしています。開発の進むフロリダ半島に残された、かけがえのない場所です。

世界遺産

日曜よる6:00~

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