TBSで10月15日にスタートする吉高由里子主演の金曜ドラマ『最愛』のポスタービジュアルが解禁。公式HPにも掲載されているが、今回はその撮影の様子を紹介する。
本作は、殺人事件の重要参考人となった吉高演じる実業家・真田梨央と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。
金曜ドラマ『MIU404』(2020年)や『アンナチュラル』『Nのために』のプロデューサー・新井順子と演出・塚原あゆ子、そして2人と金曜ドラマ『リバース』(2017年)でタッグを組んだ脚本家の奥寺佐渡子と清水友佳子が完全オリジナルで描く。

ポスターは3人バージョンと12人バージョンの2パターン。3人バージョンは「全ては、愛するがゆえに。」というコピーとともにラブストーリー要素の強い温もりのあるビジュアルとなっている。一方、12人バージョンはそれぞれが手で顔を覆ったモノクロのビジュアルで、「真相は、愛で消える。」というコピーとともにサスペンス要素がメインだ。
12人バージョンの撮影は、手の位置を固定するのではなく、何パターンも手を動かしながら行われた。現場には振付師がいて、それぞれの役柄が反映された動きや表情を指示するなど動き一つ一つにこだわった撮影となった。
殺人事件の重要参考人となる主人公を演じる吉高は、スタッフから説明を受けるとすぐさまクールな表情に。ポスターの世界観に入り込み、シャッター音に合わせて表情を変えていく。顔を覆う手を徐々に下げていく動きでは、「だんだん本性が見えてくる感じで」という意味深な注文もあった。
松下は顔を片手で覆いながらの撮影。「ちょっと疑っているような気持ちで」「(耳を触りながら)耳から入る情報がちょっと嫌な感じ」「(口元を隠して)何かばれたくない感じ」などのリクエストがあり、かつて好意を寄せていた相手を刑事として捜査しなければいけない気持ちを次々と表現していった。
井浦は顔を覆う手の向こう側を冷静に見るような表情で撮影。梨央を守るべく冷静に判断を下そうとする弁護士を体現していった。また、3人バージョンでは微笑んでいる表情を見せていて、そのギャップが本編ではどのように描かれているのか気になるところだ。
ドラマ公式サイトでは、3人バージョン、12人バージョンどちらのビジュアルも見られるようになっている。さらに、人物相関図なども近日公開されるので、スタート前にぜひチェックしていただきたい。
■番組概要
〔タイトル〕
金曜ドラマ『最愛』
〔放送日時〕
10月15日スタート 毎週金曜よる10時~10時54分
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