JR東日本が「みどりの窓口」をスーパーマーケットに変えていた

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ブルーボトルコーヒーやeスポーツの施設も進出!

JR東日本の定期券や新幹線などの切符が購入できる「みどりの窓口」ですが、JR東日本は現在みどりの窓口の閉鎖を進めて、跡地をスーパーマーケットの「紀ノ国屋(※キャッシュレスの無人店舗)」などに変えています。

みどりの窓口が紀ノ国屋にみどりの窓口が紀ノ国屋に

パソコンやスマホで切符を買うチケットレスの流れから、みどりの窓口の利用者が減少していることが背景にあります。

また、旅行商品を取り扱う「びゅうプラザ」もネット販売がメインとなってきたため、2022年までに営業を終了する予定です。
すでに閉店したびゅうプラザ跡地には、ブルーボトルコーヒーやeスポーツの施設、ドラッグストアなど、さまざまなお店が進出しています。

びゅうプラザ跡地にブルーボトルコーヒーびゅうプラザ跡地にブルーボトルコーヒー

 

駅ナカではなく“駅ソト”でがっちり! 

みどりの窓口が設置されているのは、駅改札に最も近く、一番人が集まりやすい場所。改札の外にあるため、電車に乗らない“駅ソト”のお客さんもゲットできるのも大きな強みとなっています。

電車に乗らない人も利用可能電車に乗らない人も利用可能

みどりの窓口の跡地を活用することで、JR東日本は従来の改札内の"駅ナカ"とは違う、"駅ソト"ビジネスを展開。みどりの窓口やびゅうプラザなど、駅施設の跡地に出店したい、という問い合わせが全国から殺到しています。

JR東日本管内に437ヵ所あるみどりの窓口は、2025年までに約140ヵ所に減らし、遠隔でオペレーターが案内を行う指定席券売機の導入を拡大予定です(※2021年8月放送時点)