寒い季節におなじみの焼き芋屋さん、あつ~い夏には一体どうしているのでしょうか?焼き芋界のカリスマ的存在で、「焼き芋店 阿佐美や」を営む村田さんに聞いてみました。
焼き芋屋さんの、夏の試み
無農薬や減農薬にこだわった美味しい焼き芋を作っている村田さん。
夏には、なんと「かき氷」を作っています。

主に、自宅の軒先やイベントスペース・カフェ等に出店して販売しているそう。そんな村田さんのかき氷は、とてもユニークなものです。
① 自転車を漕いで、かき氷を作る⁉
かき氷は、お客さん自ら自転車に乗って作ります。ペダルを漕ぐと自家発電し、自転車とつながったかき氷器が動く仕組みです。

人力発電でかき氷を作るのは、村田さんの「自分で楽しみながら、かき氷を作ったらいい思い出になるだろう」という思いから。

ちなみに村田さんのお子さんは、5秒程度で一杯分のかき氷を作れるそうです。
② 子どもにも安心なシロップ
氷にかけるシロップは、合成着色料などを含まない、自然由来の素材のもの。村田さん自身が「自分の子どもにも食べさせたい」と思う、こだわりのシロップを使用しています。
主に4種類あるシロップの中で、一番の人気は「本物いちご」。果肉の食感を楽しめます。

ほかに、和菓子店から取り寄せたあんを使った「あずきミルク」なども好評であるそう。
③ 子どもたちもお手伝い
さらに、村田さんのお子さんとお友だちが、“阿佐美やのスタッフ”としてお店をお手伝い。掃除やお客さんの呼び込みのほか、出店場所を皆で相談するなどしています。
ご褒美はかき氷。子どもたちは「働くという大変さを味わえます」と、懸命にお手伝いしています。

活動や思いに賛同する仲間を巻き込みながら、村田さんは夏もさまざまな挑戦をしていました。
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CBCテレビ:日曜よる11:30~