AIが人間らしく文章を読み上げる、凄いソフトウェア「リードスピーカー」とは

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パソコンに打ち込まれたテキストを、AIが読み上げる音声合成ソフトウェア「リードスピーカー」。これまでにない特徴から、大手銀行ATMのガイダンスや山陽電鉄の車内アナウンスなど、多くの企業に導入されています。

年齢や個性の違う、人間らしい話し方ができる

従来の"ロボット風で冷たい印象を与える"音声合成ソフトとは異なり、自然で人間らしく読み上げができることから、お客さん相手のビジネスにも使われているリードスピーカー。

“アキラ”や“エリカ”など、年齢や個性の違う10パターンの声が登録されています。

年齢や個性の違う10パターンの声

パターンが複数あることで、シーンに応じた使い分けや同時使用などが可能です。

たとえば、300店舗以上で2種類の音声を導入している「スシロー」では、受付の発券機には混雑した店内でも声の通りやすい“リサ”を、番号を呼び出す声には落ち着いた声質の“ミサキ”を起用。

人間らしい自然な音声

異なる特徴の音声なので、同時に話してもお客さんが聞き取りやすいこともメリットです。

人間らしく話せるのはなぜ?

「リードスピーカー・ジャパン」が開発したこの音声合成ソフトウェア。人間らしさの秘密は、打ち込まれた文章の中で“音をどの部分で区切ればよいのか”をAIが判断し、自然なところに間を入れているから。

「今日のがっちりマンデーは声ビジネスです」という文章であれば、“がっちりマンデーは”の後に間を入れて読み上げます。

アクセントやイントネーションをAIが判別アクセントやイントネーションをAIが判別

さらに、それぞれの単語とその接続部分のアクセントやイントネーションをAIが判別。言葉を“単体で使う場合”と“文章で使う場合”とで、微妙に変わる抑揚の違いも細かく再現しています。
悲しみ・怒り・喜びの3つの感情表現もでき、今後はさらなる感情を追加する予定です。

人間らしい音声が出せるようになった2013年ごろから、一気に導入が進んだリードスピーカー。今では国内だけで導入企業は1500社以上と、業界トップクラスのシェアを誇ります(※2021年6月放送時点)

一気に導入が進んだリードスピーカー一気に導入が進んだリードスピーカー

今後はいっそう人間らしい合成音声の実現や、本を声で聴けるオーディオブックなど、他のサービスとのコラボも期待できそうです。

 

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