【ネタバレ】『ドラゴン桜』桜木の教え子たちが大奮闘!W逆転劇の最終回

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【ネタバレ】『ドラゴン桜』桜木の教え子たちが大奮闘!W逆転劇の最終回
【ネタバレ】『ドラゴン桜』桜木の教え子たちが大奮闘!W逆転劇の最終回

最強の助っ人が登場し、2次試験に向けてラストスパートに突入した東大専科の生徒たち。2次試験からついに迎えた奇跡の合格発表!さらにどんでん返しとなった学園の買収劇。感動と涙が舞い降りた『ドラゴン桜』(TBS系)の最終回が放送された。

まずは2次試験を目前に控え、専科生徒たちの前に現れたのは2005年版の『ドラゴン桜』で桜木(阿部寛)が龍山高校で教えた特進クラスの生徒たちだった。緒方(小池徹平)、麻紀(紗栄子)、奥野(中尾明慶)の3人。あれ、勇介(山下智久)とよしの(新垣結衣)は?心配することなかれ、しっかり2人も出てくるので、こちらは後述としよう。

東大受験の先輩である緒方らからエールをもらって2次試験本番を迎えた東大専科の面々。藤井(鈴鹿央士)がとにかく格好良かった。2人の受験生にからまれた健太(細田佳央太)を見た藤井は「お前なにも知らないくせに、俺の友だちをバカにすんなよ!」と怒りをぶちまける。ここで何気に出た藤井の「友だち」という言葉に感動を覚えてしまう。「お前らみてぇに性格の悪いヤツらは東大に受からねぇんだよ。お前らは落ちて、健太は受かる」。散々、桜木が藤井に言ってきた言葉だ。もう『ドラゴン桜』は藤井の成長物語といってもいいかもしれない。

まもなく迎えた合格発表の日。結果から言ってしまえば、合格したのは瀬戸(髙橋海人)、楓(平手友梨奈)、天野(加藤清史郎)、健太、小杉(志田彩良)で、早瀬(南沙良)と藤井は不合格だった。まぁ、瀬戸が掲示板を見間違えて不合格だと思い込んでいたところが、瀬戸らしい。また試験中、健太にいやがらせをした2人が再び登場し、健太は裏庭に連れていかれてしまう。だが、ここで現れたのは小橋(西山潤)と岩井(西垣匠)。いやぁ~、やっぱり頼りになるわ、この2人。眉毛のない"坊主ズ"の2人からすごまれたら、普通に東大を目指すような高校生はビビるしかない。しかも暴力は振るわず、第1話で小橋が桜木からされたような"両手壁ドン"の形での威嚇、1話から繋がる"桜木イズム"を感じて興奮してしまった。

教室で桜木は合格した生徒たちにねぎらいの言葉をかける。そして不合格だった藤井に桜木は「このバカヤローが!」と言い放つ。まるで「このバカチンが!」という金八先生を彷彿させるような怒りっぷり。実は2次試験で健太を助けて手首をケガしてしまったことを叱責したのである。「藤井くん、僕を守ってくれたとき、右手ケガした。そのせい?」という健太に藤井は「違うよ。あの日、お前を助けたとき、なんか、なんか、うれしくて。前の自分じゃ絶対助けたりしなかった。でも助けにいけたんだ。なんか、そういう自分になれたことがうれしくてうれしくて。その後の試験も興奮しちゃって。でも後悔してねぇからな。健太、気にすんなよ」。その清々しい藤井の表情に悲壮感はもうない。

結局、東大合格者が5人となり、理事長の久美子(江口のりこ)は退任、後任の理事長となったのは教頭の高原(及川光博)だった。龍海学園売却が正式に決まりそうになる瞬間、笑いがおさえきれなくなったのは桜木を裏切ったと思われていた坂本(林遣都)だった。きた~~!と思った人も多かったはず。そう、坂本はやっぱりただの裏切り者じゃなかった。

岸本(早霧せいな)の指示で反対していた地元住民を金で買収していた映像をみんなの前で坂本と米山(佐野勇斗)は公開する。「あんたたち、こんな動画を撮ってたってことは最初から味方だったの?」という水野(長澤まさみ)に笑顔でピースする坂本が憎らしくもカッコイイ。2年前、米山が自殺未遂をはかったのも、すべては岸本に原因があったのだ。つまり、これまで米山が「許さない」と言っていた「あいつ」とは岸本のことだったのである。

そんな坂本と米山が頼りにしていたのが勇介だった。そういえば、2005年版の最終回の『ドラゴン桜』で勇介は桜木に宣言していた。「俺さ、東大には行かねぇから。いくら国立でも学費とかかかっちまうし。だから俺、独学で勉強して司法試験目指す。オヤジみたいに悪賢い奴らにだまされないように弁護士になる」と言っていた。おそらく有言実行し、弁護士となった勇介は岸本の悪事を暴くため、坂本たちに手を貸していたのだろう。残念ながら山下は姿を現さなかったが、声だけの出演でも当時の『ドラゴン桜』を知っている人たちにはうれしいサプライズだったに違いない。そして最後に桜木と水野の前に現れたのは、自身の会社で開発したシステムを提供していたよしのだ。「久しぶり~」「元気?」と久々の再会に喜ぶ水野とよしのの姿に心が踊った視聴者も多いだろう。

東大専科の挑戦、売却問題...W逆転劇を成功させた桜木、水野の指導力、現役の東大専科メンバーの努力、坂本、米山に加え、矢島、緒方、麻紀、よしの、奥野ら桜木の元教え子たちの活躍が最後まで光る大興奮の最終回だった。

(文・MAIMAI/イラスト・たけだあや)

◆放送情報
『ドラゴン桜』
動画配信サービス「Paravi」で全話配信中。
2005年放送『ドラゴン桜』も全話配信中。