『腰痛』や『頻尿』、『体臭』まで、若者でも気をつけたい体にまつわるトラブルの原因と解決法を専門家が徹底解説

公開: 更新: 日テレTOPICS
『腰痛』や『頻尿』、『体臭』まで、若者でも気をつけたい体にまつわるトラブルの原因と解決法を専門家が徹底解説
『腰痛』や『頻尿』、『体臭』まで、若者でも気をつけたい体にまつわるトラブルの原因と解決法を専門家が徹底解説

カズレーザーと学ぶ。』今回のテーマは『超最新健康診断で芸能人の体を隅々まで徹底検査SP』

『20代以下の若い世代に急増 隠れ腰痛の意外な原因と対処法』

京都大学 大学院医学研究科 青山朋樹教授は、若者に急増している『隠れ腰痛』について解説を行った。一般的に加齢にともなって発症しやすくなる腰痛だが、青山氏はゲーム機やスマホの普及による若者の運動機能低下が、腰痛を誘発していると指摘。その結果、自覚症状のないまま進行し、ある日突然強い痛みを生じる『隠れ腰痛』を抱えやすくなっているという。体の各部位が持つ柔軟性のバランスによって腰痛の原因は異なるが、姿勢が良くても筋肉が硬くなり腰の負担になることも。青山氏はストレッチや背伸びによって、全身の筋肉をほぐすことをすすめた。

京都大学 大学院医学研究科
教授 青山朋樹

 

『??秒以上は要注意!?ノブコブ吉村を救え!尿トラブル検査』

日本大学 医学部 高橋悟教授は、若い世代でも増加している『頻尿』について講義を行った。一般的に1日8回以上トイレに行く頻尿とは、腎臓の機能が低下し、尿細管で再吸収できなくなり、尿の量が増加する症状で、高橋氏は排尿に30秒以上かかる人は、膀胱や腎臓にトラブルを抱えている可能性があるとした。高橋氏は頻尿を予防する対策として、利尿作用のあるカフェインなどの摂取を控えることや、夜間の頻尿を抑えるために就寝3時間前までに夕食を済ませることなど、生活習慣の改善を呼びかけた。

日本大学 医学部
教授 高橋悟

 

『あなたのニオイは大丈夫?夏前に要注意!緊急皮膚ガスチェック』

東海大学 理学部 関根嘉香教授は、皮脂の分泌量が増えるこれからの時期に気をつけたい危険な皮膚ガスを紹介した。6月に要注意となる皮膚ガス『ヘキサナール』は、酸化した皮脂から発生するもので、4月から続く環境変化によるストレスの蓄積が影響しているという。トマトやキュウリなどの夏野菜が予防に効果的なのだそうだ。また皮脂を分解する常在菌によってもたらされるカメムシ臭の成分『2-ヘキセナール』も紹介。関根氏は特に10代後半から20代にかけては皮脂の分泌量も多いため、優しく皮脂を洗い流すことが体臭予防に効果的だとした。

東海大学 理学部
教授 関根嘉香

 

『忘れる・キレる・やる気がない20代から縮む脳の司令塔??』

東北大学 加齢医学研究所 瀧靖之教授は、物忘れの原因が海馬の縮みにあると指摘。さらにこの海馬が縮むと感情のコントロールも難しくなるとし、若い人でも注意が必要だと語った。そもそも脳の体積は20歳ごろをピークにゆっくりと縮んでいくそうで、運動不足や食事バランスの偏りなどでも縮小が加速するのだとか。現代では、スマホの普及などによって若者の睡眠時間が減少しており、このことも海馬を縮める原因になっているそう。瀧氏は睡眠時間を十分に確保したうえで、サバやイワシに含まれるDHAやEPAと呼ばれる成分を摂取することで海馬の減少を防ぐことができるとした。

東北大学 加齢医学研究所
教授 瀧靖之

 

『現代人の筋肉は脂肪まみれ!?ヤバい霜降り度ランキング』

京都大学大学院 医学研究科 谷口匡史助教は、現代人の筋肉が『霜降り化』していると警鐘を鳴らした。運動不足などが原因で筋肉の繊維が細くなり、その隙間に脂肪が入りこんでしまうこの霜降り化は心疾患リスクが上がる(内臓脂肪型肥満、脂肪肝との比較)などの重大な問題がある。年齢や体形、運動量にかかわらず進行する可能性がある霜降り化を防ぐ手段として、谷口氏は脂肪の量を減らすのではなく筋肉の細胞量を増やすべきだと主張。今年4月に発表されたばかりの予防法として、スピードを意識した筋トレを推奨し、足首におもりをつけた状態で、足を速く上げ、2〜3秒かけてゆっくり戻す曲げ伸ばしを15回5セット行うだけで、効果が立証されたと語った。

京都大学 大学院医学研究科
助教 谷口匡史